Visor and eyemodule


2000/10/21

EyemoduleというViosrの拡張スロット(Springboard)にとりつけてつかうデジカメのモジュールを買った(T-zone 柏店)。性能そのものは小型のデジカメと比較して明らかに劣るので、買ったものかどうしたものか迷っていたものだ。ともかく圧倒的に小さく軽い(7.5 X 5.5 X 1.8 cm, なんと30g)ことが最大の特徴だが、それ意外のスペックはデジカメとしてほとんど問題外といったところのものだ。撮影サイズは320X240ピクセルのカラー画像とモノクロ画像、160X120ピクセルのモノクロ画像である。下の「作例」はフレッシュひたち号の車内販売のコーヒー。320X240のカラーモードで撮影して、グラフィックコンバータで50%圧縮したものである。これでおよそ8キロバイト。

Web上に写真を載せるときはいろいろ気をつかうが、これくらいぼけぼけだと、いちおう画像の内容はわかるが、細かい点はわからないというところが、かえって便利な場面もあるだろう。

「画質」は良いにこしたことはないが、ある登山家の方がPalmと(やはり低解像度の)Palm用のKodakのカメラモジュールPalmPixの組み合わせで海外から登山の様子を通信しているページをみると、必ずしも画質は第一に優先させるべき条件というわけでもないなあとも思う(PalmPixでは640X480の画像)。web上ではなんらかの象徴的な情報が伝達されればそれで十分な場合もある。http://www.tabuchi.com/ishiyam/yamapa.htm

付属しているソフトはWindows用。Mac用は下のサイトからダウンロードする。英語版のMacが対象となっているために、インストールするときのデフォルトフォルダは「Palm」で、そのフォルダの中にPalmdesktopと同じ階層に「Conduits」というフォルダを作っておくと、ここにインストールされるので「eyemodule Conduit」ファイルは「コンジット」フォルダーへ、「eyemodule clearbit.prc」はVisor本体にインストールする。

野村弘明・太田智晴(2000)「Visorパーフェクトブック」P-Workが詳しくわかりやすい。

http://www.eyeymodule.com/


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