IBM ThinkPad i series 1400

i ThinkPad.

ThinkPad235の落下事故の修理が長引いているため、自宅でPCがつかえない状態になっていた。普段はネットワーク関係などはMacintoshをつかっているので問題なかったのだが、実験実習などのプログラム変更を週末にできなくなって不便だった。それでやはり自宅用に一台ほしいと思うようになった。最初はTP235のバックアップとしてもう一台軽量タイプを買おうとも考えたのだが、類似の機種を買うのはどうも気がすすまない。それで高性能なデスクトップを考え、DELLを検討。たしかにお買い得な感じがする。しかし、部屋がせまくスペースがないのと、使用場所が限定されるので逡巡。データの同期はネットワークで解決できるのだろうが、ICカード(サンのメモリーカード)が簡単でいいなーと思っていて、デスクトップではハードの追加が必要となることと、「通信販売」で購入するということに抵抗があった(クセになると怖いモノがありそうで)。

何度もコンピュータショップの店頭で試してみたりして気になっていた、IBM ThinkPad i series 1430を購入することにした。携帯はほぼ不可能な巨大なノートパソコン。ごくフツーのスペック。これくらい大きいとかえって堂々として好ましい。TP235との「すみわけ」も明瞭だ。液晶ディスプレイは800*600の方を選択した(小さい文字はちかごろちょと、、、)。ノート型は「モバイル」用途しか眼中になかったのだが、モバイルタイプはCD-ROMやらフロッピーやらを接続するとケーブル類が込み入って、しかも、かなりの面積を要して、いちいち接続するのも面倒だ。

「オールインワン・省スペース」タイプは、キイボードはフルサイズだし、自宅でつかうには使いやすいことに気づいた。写真左がキイボードとトラックポイント。右は本体右側についているフロッピーとCD-ROM。ともに超薄型だが、残念ながら取り外し不可。

キイボードはTP600とほぼ同じなのだが、タッチはあきらかにTP600が優れている。スクロールボタン付きの新型トラックポイントは使いやすい。リボン状?のスピーカーが液晶パネルの両側につけられていて、音楽CDプレーヤーとしても利用できるようになっている。コンピュータの電源オフでも使えるようになっている。また、電源をいきなり切ってもユーティリティで「安全」にシャットダウンできる。

1400シリーズは「コンシューマー」向けということで、ソフト多数。富士通のように最初からてんこもり状態ではなく、実用的なものが選択されている。添付ソフトの一部がプレインストールされていて、あとは、CD-ROMから選択してインストールする方式で良い。マニュアル類もわかりやすくまとめられている。ただし、ノートンのウイルス防御ソフトのセットアップのところで、セットアップガイドの記述が一部省略されていてとまどうことがあった。 ウィンドウズ98ではフロッピーのチェックがきびしくて(必要以上にとのウワサ)「ノートン・ウイルス救済ディスケット」作成の途中でエラー画面。これにはちょっとおどろいた。「売り物の」音声入力Voice ATOKはたぶんつかわないだろう。

1400を見ていて、モバイル用のノートブックもサイズを小さくするのではなくこれくらいの「大きい」サイズで軽くできれば、画板をもちあるくような感じになるが、使いやすいのではないかと思う。

MMX Pentium 266/cash 512K/HDD 3.4GB/64MB RAM/20X CD_ROM/ FDD/800*600 TFT/Stereo Speaker/3.5KG

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