大学往来 

■大学往来インデックス


2001/4/3(火)入学式

新学期開始。この機に日記のタイトルを変えて、あらためて出直したいと思います。前に書いたようにどうも「大学」の話題が少ないためです。お手数ですがこちらへお越しください。(私の狭い生活圏で話題はあまり変わり映えしませんが、こんごともどうぞお立ち寄りください)


2001/3/31(土)

午前中から雪もよう。桜が満開になってから雪が降るのは25年ぶりということだ。ことしは桜の開花が早すぎたのかもしれない。


2001/3/29(木)説明会

午前中、K棟電算教室の新システムの説明会があった。各学部から関係教員10名ほど参加。システムはWindows2000に。液晶ディスプレイとスリムタワーのデスクトップになったので、CRTディスプレイによる圧迫感がなくなって、すっきりした印象になった。CAIシステムも改善されている様子だった。ただ教員用のパソコン画面やOHP映像を「一斉放送」するときの応答がややぎこちない。

学生ユーザーはハードディスクを5メガバイト自由に使えるようになり、連絡やコメントがやりやすくなった点で、一歩前進である。ここにWebサイトファイルをおいて公開もできるのだが、K棟内部のみのアクセスとなる点が残念なところだ。まあたしかに大学はプロバイダーではないのと、いろいろ考えるところもあるのであろうが。新しいパソコンにはすべてCD-R/RWがついているのでデータの保存や移動は便利になった。パケットライトソフトはAdaptec EasyCD。 

説明会のあと教員談話室でK学部のF教授にお会いした。F先生は今年度で定年退職される。ちょうど今日研究室の片付けなどが終わったとのことだ。少し話して記念写真。先生は環境保護活動家でもあるので、今後はご自身の研究と活動に専念されるとのことだった。なかなか「専念」できる環境が得られないというところに今日の「大学」の問題があるのだろうと思う。

水戸駅から大学前までのバスは茨城交通のK運転士さんだった(以前紹介した)。実は乗客は私一人だったのだのだが、いつもとかわらないアナウンスと運転で、うーむ、プロフェッショナルとはこういうことかもしれないなあと。


2001/3/27(火)「ひきこもり」

今朝のテレビ朝日のモーニングショウで「ひきこもり」の特集をやっていた。自分のひきこもりの状態を書いた本をだしたらしい30前の「若者」と精神科医師(「ひきこもり」症候群提唱者?)、「かりすま」カウンセラー、芸能レポーター、馳(プロレス?」)国会議員と多彩な顔ぶれ。詳しいことはなにも知らないのだが、あれは「ひきこもり」というのだろうかとも感じたのである。彼の場合にはいわゆる「社会的なただ乗り」についての価値観の違いかなあと。時間も短いせいもあったが「それでなにが悪い」とお互いに言うしかない「議論」だった。

異なるゲームやルールをおしつけられて苦しんでいるときに人はどのような行動をとるのだろう。順応しようとする人もいるだろうし、「隠遁」や「面従腹背」の方略をとる人もいるだろう。そのような状況での行動の一つであるのだろう。「ひきこもり」の大多数の人は自分の状態をなんとかしたいと苦しんでいるということだ。

話の中で精神科医師氏のウェブサイトを引用して「あやしいホームページ」という言葉が「ひきこもり」氏からたびたび出たのだが、これはどうもほめ言葉であるらしい。

EyeModule2の交換品が届いた。集合住宅の廊下から早咲きの桜が見える。今年はだいぶ開花が早いようだ。店じまいしてしまったか、と思った「コーヒー家カルディ」の新店舗を偶然発見した。入ってみなかったのだが、そごうデパート横手のビルの2階で今度はかなり広い店になったようだ。


臨光謝謝

「大学往来」の内容は私の個人的な意見や感想であり、大学の公式見解ではありません。