心理学研究法(2000秋セメスター)

index_syllabus 

日付

教室

1

1

9/26

R003

なぜ研究法か・前期定期試験講評・返却

2

2

10/3

R003

イメージを測る

われわれはさまざまな対象になんらかの印象をもつ。これがどのようなものであるのかを表現するのは難しいこともあるし、自分自身でもなぜそのような印象をもったのかわからないこともあるだろう。選好判断をもとにして「こころに浮かぶイメージ」(の構造を)推測する方法について学ぶ。

 

民族衣装のイメージ調査(実験)

授業の中では(時間の都合で)単に選好(好き嫌い)のデータを用いる。

  • 増山英太郎、心に浮かぶイメージを測る:SD法の理論と応用、ISS産業科学システムズ1996
  • 柳井晴夫・岩坪秀一、複雑さに挑む科学:多変量判断を求めた。このデータをもとにして衣装の好みを調べてみ解析入門、講談社ブルーバックス1976

3

3

10/10

R003

相関係数の復習(電算実習・SPSS)

(ピアソンの)相関係数の計算と散布図の作成・相関係数の計算式の確認

相関関係と因果的関係(PowerPoint)

4

4

10/17

K棟311電算室

変数間の関連性:電算実習

課題1:いろいろなデータで散布図と相関係数の大きさの関係をしらべてみよう

課題2:「無相関の検定」について

実習データ(プリント)にあるデータ対(生育環境と双生児のIQ)について(ピアソンの)相関係数をもとめ、データの散布図を書く。無相関の検定を行う。計算式の確認をしておこう。

課題:つぎのような相関係数になるデータ対(10対)を求めてみよう。計算はSPSSをつかえばよい。散布図を書く。

r=0.0、r=0.3、r=−0.7

5

5

10/24

R003

変数間の相関関係:多変数の場合

因子分析:イメージ測定への適用

民族衣装の好みデータの分析(つづく)

6

6

10/31

R003

因子分析:個人差の測定への適用(心理検査項目の選択)

「だれが狂気をみわけるか」

「診断のリスクと社会的コスト」・客観的測定法の基本的構造・検査の信頼性と妥当性因子とはなにか

MPIの項目の因子的妥当性の例

7

7

11/7

R003

因子分析を適用した研究例

卒論「性格行動特徴と罹病リスク」についての卒論の紹介

因子分析の適用分野

  • 個人差の測定への適用(知能測定)
  • 産業における適用・イメージ調査

8

8

11/14

R003

  • 心理学の研究デザイン
  •  
  • 実験条件の比較:3つ以上の平均値の比較(分散分析)

9

9

11/21

K棟311電算室

実験条件の比較:3つ以上の平均値の比較(一元配置の分散分析)

二つの分散比のサンプリング分布(F分布)

10

10

11/28

K棟311電算室

SPSS実習(一元配置の分散分析)

11

11

12/5

K棟311電算室

SPSS実習(一元配置の分散分析)

12

12/12

(学会出張のため休講)

13

12

12/19

R003

二元配置の分散分析

主効果・交互作用

14

13

1/9

K棟311電算室

SPSS実習(二元配置の分散分析)

15

14

1/16

教室変更

(定期試験)