2001年度春セメスター・知覚心理学・授業日程
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人間家族(ビデオ) |
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開眼手術後の視知覚の形成過程 初めて見る世界についての哲学的問題と実証的研究 |
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知覚的障害の概念
障害援助における心理学的研究の意義 光と視覚系の基本的な構造
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WHOの定義 可視光線の範囲 心理物理的現象 暗順応曲線 |
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5/10 |
「開眼手術(初めて見る世界)」現代心理学編アポロンビデオライブラリー
適切な視知覚の形成訓練ができなかった場合の例としては、オリバー・サックス(2001)の「見えていても見えない」を参照。 「障害」の機能回復訓練は長期にわたる困難なもので、心理学的な支援が必要とされる。しかし、社会的に適応し、完成した人格をもつ存在について、機能回復するべきか否かということ自体も難しい選択である。 |
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5/17 |
盲人歩行についての研究 視知覚の障害と感覚代行(ソナー・エイドsonar aidsまたはソニックガイドsonic guideの適用) ソナー・エイド適用のケースからみた感覚代行技術と心理学的援助・視知覚の発達 感覚知覚障害の援助には「保有している感覚を活用する」「他の感覚を活用する」方法が考えられる。最近、新しい感覚障害の援助として感覚代行技術が発展してきている。視覚障害の領域では、超音波によるエコーロケーションの原理を応用した「ソナー・エイド」(ソニック・ガイド)が実績をあげている。ソナーエイドを装着した研究や実践例は知覚心理学的にも興味深く、また、意義深いものである。
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5/24 |
発達理論から考えた最適装着時期の問題(続き・まとめ)
視知覚行動の機能的異常(発達障害児事例)
(実験手続き上の関連事項)瞳孔反応の測定方法(pupilometrics) |
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知覚・認知の発達(新生児・乳幼児心理物理学) 新生児や乳幼児はどのような感覚・知覚の世界に生きているのだろう。新生児や乳幼児の感覚・知覚・認知能力の測定法は近年発達し、新生児心理物理学と呼ばれる研究領域を成している。新生児や乳幼児はまだコトバをもたないのが、行動や生理学的な測定値から推測する方法がある。代表的な方法は乳幼児の行動の特徴を利用した「順化・脱順化」法、「注視選択」法がある。
早期感覚遮断・感覚遮断化実験 これらの測定方法の発達は次のような意義がある。
このような発達の状態が明らかになることによって、発達障害を適切に判定することができるようになること。人間のいろいろな能力の発達過程を知ることにより、障害があるばあいに適切な対応がとれるようになる。
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その他の視覚障害 ・認知障害
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色彩心理学(つづき) 閾値・閾下知覚・前注意過程 |
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閾値・閾下知覚・前注意過程 (続き) |
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ビデオ「視覚的錯覚と知覚過程」(Visual Illusions: Now you see it. BBC Open University, 800000960) |
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ビデオ解説(続き) 前期のまとめ |
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7/26 |
(定期試験)教室変更あり (ノート持ち込み可) |
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