1 ■4/13 R003 なぜ研究法が必要か
Nisbett & Willson (1977)の実験
Telling more than we can know.
2 ■4/20 R003 観察・調査・実験
構成概念・操作的定義・心理測定法・心理行動データの特徴
相関的事実と因果的事実（相関関係と因果的関係）調査・実験のデザイン（実験・準実験）（実験条件・統制条件）
3 ■4/27 R003 事実とはなにか？統計調査
１「青少年の凶悪化幻想」の調査例
2 「メディアと攻撃性」の調査例
3 調査データと事実（確認すべき事項）
4 変数間の関係（相関関係と相関係数）
5相関関係と因果的関係（原因・結果）
事実の水準・操作的定義・変数・変数間の関係・相関関係・相関係数
4 ■5/11 R003 変数間の関係：相関関係
1）尺度の水準と統計処理
2）二つの変数間の関係： 散布図を描く：数値で表す（配布プリント（１）相関係数）（ここまで、以後次回へ）
3）相関係数・エクセルを利用して手で計算してみよう
4）相関係数の応用（検査の信頼性・（予測的）妥当性）
Stevensの尺度の分類（名義尺度nominal scale、順序尺度ordinal scale、間隔尺度interval
scale、比例尺度raito scale）
中心を表す代表値（最頻値・中央値・平均値）
ばらつきを表す（範囲・標準偏差・分散）・二変数のばらつき（共分散）
5 ■5/18 相関係数
データの中心と散らばり（中心化傾向を表す指標・データのばらつきを表す指標）
１）相関係数 配布資料（１）完全理解・チャート式・相関係数＋配布資料（２）相関係数・演習例題集 （配布資料は次回へ）
２）測定における信頼性と妥当性 （次回へ）
配布資料１で相関係数の概念を説明。例題はＬＳＤデータ。途中、平均値と標準偏差の復習。
本日の宿題（第一回）は次回回収
6 ■5/25 Ｋ棟電算室 Ｒ００３
前回例題の計算演習 配布資料（３）完全理解・相関係数・穴埋め版
配付資料（４）完全理解・平均値・標準偏差・共分散・相関係数 手習い版
配付資料（２）演習例題集の演習は次回、電算実習で行う。
第一回宿題について：白紙・題意の異なるものは無効とします。
7 ■6/1 電算教室 K405
実験的研究
配付資料 相関係数 演習問題集
8 ■6/8 電算実習 Ｋ４０５
調査研究法の問題点
配布資料 相関係数演習問題集つづき
相互相関係数行列の利用：心理検査尺度の構成 （相互相関行列の説明まで・以下次回）
相関行列と因子分析（項目間の相関による共通因子の探求）
9 ■ 6/15 心理検査尺度の構成と問題点
心理尺度の利用と問題点
（１）心理検査の構成法（客観検査の基礎理論）
（２）測定の目的
（３）検査の種類
第二回宿題（提出は来週授業開始時）
10■ 6/22 心理検査尺度の構成と問題点（２）
（つづき）
（４）検査の信頼性と妥当性
（５）代表的な客観検査 ＭＰＩ・(MMPI・ＳＴＡＩ)
（６）客観検査法の特徴・構造（例 ＭＰＩ）
（７）心理検査結果の目的と解釈・利用（ＭＰＩを用いた例）
（８） 客観検査法の問題点
（９） adaptationの問題（以下次回へ）
（１０）心理検査のadaptationの諸問題（日本語版MMPIにみられる問題）
（１１）投影法の問題点
（事例）「行動特徴と疾病の関係」に関する予測的調査研究（H.J.アイゼンク)
11 ■6/29 心理検査尺度の構成と問題点（３）
（１１）客観的検査法の構成と特色・問題点
（１２）診断のリスク（つづく）
診断のリスク（正常性とはなにか ローゼンハン 「誰が狂気をみわけるか」）
日常的な判断と統計的な判断
第一種の過誤（α水準：あ（α）わてもののエラー）
第二種の過誤（β水準：ぼ（β）んやりもののエラー）
12■7/6 知能の測定
（１）知能の測定（ビネー）
（２）年齢尺度・知能指数
（３）得点尺度・偏差値知能
（４）研究例（行動遺伝学・双生児の研究） つづく
13 ■7/13 知能の測定
知能の研究（つづき）
（５）「天才」（天才の子供時代）
（６） 有利な遺伝子？
（７）適正処遇について
14 ■7/20 実験的研究
実験の役割（１）現象の正確な理解
実験の役割（２）仮説の検証：「因果」関係を明らかにすること（横断的調査研究・縦断的調査研究・実験研究）
実験の役割（３）偶然的新発見
（事例）「模擬拘置所実験」
春セメスター（調査法・測定法のまとめ）：全体と標本
（秋セメスターへ）法則性（統計的法則・事例的法則）・ケーススタディと単一被験体法・少数被験体法
（事例）「ＣＰ者のバイオフィードバックによる動作訓練」
15 ■7/27 Ｒ００３ 定期試験
（指定された自筆ノートのみ持ち込み可）