心理学研究室伊田

臨光謝謝  

 生活改善委員会 2002/5/8

心理学と仕事

今年の高校生向けの「大学案内」に心理学専攻のOBが二人登場している。今日はその一人、菊池君のことをすこし書いてみたい。菊池君は本学の一期生である。いろいろな事件やエピソードはちょっとここには書けないものもないではない。マーケティングや広告に関心をもっていて、卒論テーマは広告を素材にして「超長期記憶」を調べようというものだった。卒業後は、運転適性検査を主な業種にしていた会社に就職された。この領域は心理測定や心理検査の技術に関わる応用分野であり、心理学を生かせる職場であった。菊池君はさらにこの記事にも書かれているようにこのキャリアを生かして今の会社に転職された。大規模なものでは航空機の操縦シミュレータから交通安全適性検査のための運転シミュレーション装置までいろいろな仮想現実的なシミュレータを制作している部門をもつ会社である。現在はもっと広く社会における福祉環境システム構築の仕事も行われている。何度かゼミでも会社見学にいっているのだが、これらの部門部門に心理学の知識や考え方を生かせるのではないかと感じている。心理学はもちろん「個人」を対象としているものではあるが、もうすこし広く考えると社会のさまざまなところに「人間的条件」を反映させるべきところを見つけることができるのではないだろうか。

(上の記事の全文はこちらで。ファイルサイズがやや大きいので「重い」かも。もとの「案内」にはすごく立派なポートレート写真付きなのですが、 WEBではカットしてあります。)

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