わがはま日記

2003/4/17(木)I大学・ワークグループ

昨日は近隣のI大学での非常勤の授業開始。I大学ははじめてなので異文化体験的でおもしろい。一昨年の卒業生のI君がI大の大学院に進学したのが縁である。担当のI先生とはじめてお会いした。I君の話題も出て、直接の指導教授ではなかったが修論はとてもよくかけていたと話しておられて、この春からH大にさらに「入院」の運びになったことも喜んでおられた。

教務上の手続きもだいぶちがう。最初に講義の概要などを話したあと、教室で学生から直接「受講の希望カード」を受け取るようになっていた。教室は定員80名ほどの中教室で、プロジェクターは設置してあるのだが、昨日心配したようにやはり輝度が不足で、しかも、教室の形がうなぎのねどこ型に長細いために、たぶん後ろの席からはかなり見にくいのではないかと思った。これは一応教室変更の希望をだしておくのがよいかもしれない。用意したパワーポイントファイルで概略を説明したあと、最終的に50名ほどが受講希望カードをだしてくれた。専攻は社会系や教育系などが多かったようだ。講義概要は「社会の中の心理学」という副題で提出していて、個人的には心理学と他の分野との接点について話してみたいという野心があったので、ぴったりの聴衆であろうように感じた。

今日は午前中知覚心理学の講義をしたが、本学のR棟プレゼンテーション教室はほんとうに授業をやりやすい教室だとあらためて感じた。教室が半円形で聴衆との距離を比較的均等にとれることと、プロジェクター類が更新されていて明るく見やすいし、音響もはるかに良い。まあ、I大の設備のよい教室はたぶん使いやすいのであろうし、本学でも他の教室は旧来の箱形のままなのである。

ゼミと卒論は今年の一年間の予定と最終的に「研究プロとコール」、「卒論」をそれぞれしっかり仕上げるという最終目標にむかっての段取りをいろいろ話した。プロトコールについてはここ数年来でよくかけていたものを教材として利用させてもらった。いきなり卒論を書くのではなく完成までの段取りをよく見通して具体的に順序だててやっていけば良いのである。

ここ一週間ほど空き時間に新しいホワイトボックスにWindows XP proやソフトウエアのインストール作業をしている。今日のMS名物の予期せぬできごとは、ある先生の共有ファイルがマイネットワークに現れたことだ。これが見えていると言うことは、先方からも私のPCが見えているということになる。このあたりのことは知らなかったのでSEのNさんに問い合わせたところワークグループ名がデフォルト設定のままだと(当然)そうなる」ということだった。ワークグループ名をとりあえず変更した。たしかに便利なんだけどMSソフトの「つかいにくさ」を感ずるのはどうもこのような一貫性を欠いた「ちいさな親切」が一つの要因になっているのではないかと思う。

臨光謝謝 このサイトの内容は私の個人的な意見や記録です。