わがはま日記

2003/6/4(水)日常・はっぴょう名人

月曜日は午後から実験実習は新しいグループへローテンションして実験。2年、3年とも概念的に要点のみ説明することになれてきたか。

火曜日の研究法は新しい単元で心理検査法へ。いわゆる客観的心理検査法の基礎的な考え方の説明。心理検査法については特性論、状況論いろいろな見解があるが、いずれにしても基本的な考え方は理解しておく必要があるだろう。

今日は午前中非常勤。聴覚補償のひとつである人工内耳装着の心理学的問題をとりあげた。今日も教務課のAさんにプロジェクターを準備していただき、音のデモンストレーションは問題なかった。後半は広い意味で心理学にかかわる仕事についての新聞記事を題材にして次の話題へのイントロダクションにした。授業のあと言語聴覚士を目標にしているという方が質問にきて、話の内容に関わりがあって、すこしほっとした思いがあった。

昼はこのところ大学近くの八麺で。いそいで大学にもどり大学院の合同演習。いつもは時間がきついので欠席していたのだが今日は当番のため休めず。やはり時間的にはぎりぎりで途中遅れると電話したのだが、結局なんとかぎりぎり間に合った。

パワーポイントはそれなりに重宝しているのだが、いろいろ制約も感ずるようになってきていた。ひょんなことからジャストシステムの「はっぴょう名人」という小学生用のプレゼンテーションソフトがあることに気がついて、これは意外な表現力があるかもしれないということでさっそく買ってみた。小学生用がオリジナルで中学生向けに「はっぴょう名人teens」というのがある。比較してみたところむしろ小学生用の方が授業などでの紙芝居には向いているかもしれない。パワーポイント以上にいろいろな制約はあるものの、ジャストシステムにはこの方面を発展させることができるのではないかと感じた。素朴な印象を残した手作りガリ版風味のテンプレートや文字の手書き順表示、文字通りの手書き入力(オンラインで)などをとりいれるとおもしろいのではないかと思う(デスクトップ・レクチャー・システム:登録済みうそ)。

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