わがはま日記

2003/6/10(水)スライドの改善

月曜日 実験実習は第4グループ。

火曜日 心理学研究法は客観的心理検査法の構成法と諸問題について。つづいて某会議の事前打ち合わせ。この会議の役割の認識には学部間でおおきな隔たりがあるようだ。これもひとつには規定の不備があるのだろう。今日は午前中非常勤。心理測定法の応用の一回目で心理物理測定法の産業における応用例として官能検査法を話題としてとりあげた。

本日の改善。スライドの工夫。パワーポイントをつかった(直線的な)プレゼンテーションは授業では逆につかいにくいものであることを最近感ずるようになってきた。もちろんこれは構成の問題で、パワーポイントそのものに責任があるわけではないのであるが。(パワーポイントそのものの制約としては日本語表示には画面がせまい、というのが不満である。)

それで、今回のスライドから、全体の流れを把握しやすく、また、個々の関連話題(または下位の話題)を説明しやすい形式になるようにスライドを作り直してみた。

ヒントはだいぶ前に見かけたことがあるMac用のアイデアプロセッサで、マンダラとかそんな名称のもので、スタートの画面が9分割されて各セルがクリッカブル・マップになっているような形式のものだ。マンダラでは一つの話題をクリックすると次の層がさらに9分割されたクリッカブル・マップへ移行し、これを繰り返すような形式になっているようであったが、授業用ではせいぜい2層程度でおさまる。

最初の画面を9分割して中央のセルを中心話題の見出しにする。まわりに並列ないし下位の話題を特に順序など意識せず配置しておく。単純にホーム画面にメニューをおいているのにすぎないのだが、説明していくときにあらかじめ準備した順序に制約をうけず、話の進行や学生の様子をみながら話題の展開を簡単に変更できるのでとても説明しやすく、便利であると感じた。受講生も話題の全体項目が見えているので、話がどこに飛んでも中心話題との関係を把握しやすいのではないだろうか。ホームからスライドへジャンプして、説明が終わったら再びホームへ戻る、という形式で各スライドにハイパーリンクを設定するだけである。(ロータスABCスライド・システム 登録済み。うそ)

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