倭が浜コンフィデンシャル

2003/10/21(火)実例

研究法は分布・中心を表す代表値・ちらばりについての復習。1時間つかってしまったが、どうも大半の学生はそれぞれ理解が不足しているようだったので。ここがあやふやだとこれから先を急いでもしょうがない。帰りの電車でタブロイド夕刊紙を買った。こんどの総選挙の予想がでていた(日刊ゲンダイ)。週刊朝日のまごびきの記事だが、福岡政行氏は「自民250議席プラスマイナス40,50」。森田実氏は「216議席プラスマイナス30」ということでこちらはきびしいがやはり予想の幅は大きい。特に福岡氏の予想は大勝と大敗両方の可能性を予想?していて、やってみなければわからないということを表明しているだけのようだ。先の総裁選で大はずれだったので慎重になっているのかも。これらは「区間推定」された値なのかどうかよくわからないが、政治的には「現状議席を維持(233)できるか」、「単独過半数(241)」を超えるかが実質的に重要で「誤差」範囲はたいした問題ではないのかもしれない。サンデー毎日では三浦博史氏(選挙プランナー)が「自民238,民主166」と点推定(?)。統計の授業もこのような「予想」をシミュレーション的にやってみるとおもしろくなる。次回はサッカーくじを材料にする予定だけど、競馬の予想やギャンブルの例などを取り上げると、いったい何の授業だろうと思われるかもかも。

 

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