倭が浜コンフィデンシャル

2003/11/06(木)先送りの行動パタン

午前中の知覚心理学は一般感覚の単元で空腹感と摂食行動について。ここでは特に食行動について、ダイエットや拒食・過食の話題にふれるので学生には関心のある単元であると思う。このほか身体についての自己知覚・自己認知の問題と関連させて話すようにしている。

昼休みにゼミの4年生の卒業アルバムの写真撮影を中庭で。連絡がおくれて今日になってしまったが、ひさしぶりに全員集合となった。つづいて卒論相談は遅れ遅れのスケジュールではあるがすこしずつ進んでいるが、卒論のような課題では時間管理のスキルが大切である。毎年思うことだが、このような行動パタンが普遍的に見られるのは「教育が悪い」のだろうか。ともかく先送りにすることになにか生態学的に有利なことがあるのか、とさえ思ってしまう。しかし、私自身の行動をふりかえると強いことは全く言えないところがつらいところだ。

つづいてゼミ。今年もゼミ選択の時期になった。今年は「ゼミ活性化」運動の一環として昼休みに学生による「ゼミ説明会」が開かれたのだが、全般に出席はあまりよくなかったらしい。今日は従来の「ゼミ見学会」の日程になっていたので、見学にやってきた人たち向けに資料を用意して説明した。例年の資料(最近の卒論タイトルや研究課題、卒論の進め方の説明のほかに広報パンフレットの紹介記事を加えて配布することができた。例年よりはわかりやすい資料になったのではないかと思う。

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