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ノートパソコン実験授業・日誌 ■ノートブック日誌インデックス


98/11/29(日)Network Based Training(NTB)

ちょっとまえのDIME(という情報雑誌、No.21,11/5)で「インターネット教育活用術:小学生、受験生から企業内教育まで市場急拡大!」というレポートがあった。アメリカでNetwork Based Training(NTB)とかWeb Based Training(WBT)とよばれる新たな「教育ビジネス」が成長しているとの記事。

教育する側(企業)の利点として

教育を受ける側では

なんだかト○タの工場みたいだが、インターネット人口が1000万人を超えたといわれている我が国でもこのような遠隔教育が事業化されるようになってきた。取り上げられていたサイトは、

企業内教育

個人教育(予備校、通信教育業界の動き活発)

幼児・子供教育

記事の最後に「NTBの導入により、、、平均的学習時間が20%短縮、、、試験の点数が平均20点アップした」という調査結果もあるが、「NTBが学習システムとしていかに優れていても、当の本人にやる気がなければ効果など期待できるはずもない」と常識的な結論。

大学の講義の補助にWebを使うというのも小規模ながらNTB/WTBのひとつの形である。通信教育の大学院もあるようだ。書籍や通信教育に加えて「独学」の新しい機会ができつつあると考えられる。ネットワーク環境では、独力でかなりの「学習」ができるようになってきている。先日談話室でS教授とインターネットについて雑談した。「自分の研究領域でも、もし学生がインターネットで調べてきたことで「質問ゼメ」にあったら全部答えることはとてもできないと思う」と言われていた。その道の「大家」に直接メールだって出せるし、専門的なメーリングリストで討論することも可能だ。NTBは「道案内」と「コミュニティにより学習を継続する」システム。ビジネスとして成立するかどうかはわからないが、「教育産業」の競争がおこりそうだ。大学教育はNTB+CD-ROM+α。。。。?


夜タイタスのK氏より電話。集合住宅の共同アンテナの配線は双方向でないので、データ通信サービスはやはり各戸に新たに配線が必要とのこと。近所のビル工事でテレビ電波の障害が予想され、これの保障工事が行われる予定になっている。これがどのようなかたちになるのかは不確定だが、ケーブルテレビになるかもしれない。その際にデータ通信工事(各戸)を一緒にできるように管理組合に提案しておこう。こちらは実現するとしてもちょっと時間がかかるか。全国的にもこのサービスを利用できる地域は、まだ限られているのでぜひ加入したかったのだが。

昼3時頃自宅より。392。


98/11/28(土)他大学の状況(青山学院大学)・インターネット上でアンケートをとる方法

昼すぎ柏T-Zoneへ。ケーブルテレビのタイタスのデータ通信サービスに接続してあるG3 Macで「ネットサーフィン」のデモを見に行く。はやい。これでもまだプロバイダーの方が高速回線に対応していないので回線スピードは十分に生かせないということだ。それでも、サーバーに直結しているLANのような快適さだった。これで月6000円というのはいいなーと思う。電話通信会社につとめている知人に相談したところ、たしかにケーブルのデータ通信がおすすめだが、(集合住宅の)工事の問題があるのなら、ISDNでも十分ではないかとの意見。


日経ネットナビ(netn@vi、1月号)「キャンパスはもうインターネット」第3回青山学院大学編。この連載はなぜか女子学生しか登場しないと思っていたら副題が「デジタル女子大生を探せ」というものだった。http://www.bb.aoyama.ac.jp/

今回登場の4名の学生は、メール、レポートの資料さがしと作成、就職情報に活用しており、いずれもかなりの「デジタル度」とお見受けした。

ホームページで見たところ、授業用の電算教室とは別にパソコン室が3教室ていど設けてあるようだ。電算教室は大学の規模と比べると少ないが、「文系」学部では必修単位が少ないのかもしれない。情報科学研究センターが管理運営にあたっている。センター教職員紹介のなかで「6割程度の学生がインターネットを利用」。


インターネット上でアンケートをとる方法。

日経MAC(1998/9、マックがわかるQ & A、p.218-219)Web上でのアンケート調査の方法。つかっているサーバーでCGIを使えない場合。

夕方自宅よりアクセス387


98/11/27(金)保険制度(ショップとメーカー)

ThinkPad235の修理にあまりに時間がかかるので、ソフマップ窓口に問い合わせた。(IBM?)工場から見積もりがソフマップへ来たのが(なんと)11/17日で、それから工場へ発送した、という返事にあきれた。わたしがソフマップ窓口へ預けたのは10月24日だ。見積もりに3週間もかかるような修理ではない。係りの人は「親切に」対応してくれたのだが、なにか手違いがあったことを暗に認めている様子であった。ソフマップの怠慢か、IBMの怠慢かはわからない。しばらくして電話があって、工場へただちに連絡して手配するとのこと。窓口が二重になるために不要な時間がかかるのだろう。とにかく、クレームをだすのできちんと状況を回答してくれと。(どこにクレームを出せばよいのかわからなかったが、電話ではこう言うしかなかった。消費者センターはこんなクレームをうけつけるのだろうか。どのような「賠償」を請求できるものなのだろう。)こんなことならIBMの「安心パックEMS」に加入しておくべきだったか。こちらも似たようなものなのだろうか。

「高速」回線はいろいろ検討したのだが、結局ISDNに。工事関係の返事を待つことにした。自宅の電話は「東京電話」回線をつかっているが、ISDNになるとこれがつかえなくなる。

午前中自宅よりアクセス。379。


98/11/26(木)R棟教室の整備・更新

昼休み談話室で国際部F教授と雑談。自宅からのダイアルアップ接続でトラブルとのこと。大学のサーバーにダイアルアップではいるとわたしのホームページが2枚表示されて、そこから先のリンクへ行けない(アクセスが禁止されています、という意味のメッセージがでる)。何回かやるとうまくいくこともある、情報センターNさんにも問い合わせたが原因不明とのこと。居合わせていたB教授は、自分のところは問題はないとのこと。私は自宅からはAsahi-netを経由しているが、そのような問題は経験していない。もっとも、直接ダイアルアップで接続するのにいろいろトラブルがあってプロバイダー経由にしているのだが。

R棟教室のプロジェクター設備の更新とパソコンの常設を国際部で話し合いを進めているとのこと。プロジェクターが更新されるのは非常にうれしい。できたら1200ルーメン以上でマルチシンクの強力なプロジェクターを。ただし、LANについては未確認とのことである。もし、LANが来ていないとすると、プレゼンテーションのファイルは「巨大」なので、ファイル転送の方法が問題になる。ZIPドライブやMOを予算に入れるように「要望」(個人的にはZIPドライブが好みなのだが)。また、パソコンの設定を変更する人がでてくることが予想される。結局、自分用に設定したノートパソコンを持ち込まなければならなくなる?。LAN接続されれば、ディスケットなども持ち込む必要もなくなるのだが。それにしても学部が違うとはいえ、「実験授業」担当者と教室改善担当者の連絡がまったくないというのはどうしたことだろう。

F教授もプレゼンテーション授業をやっておられ、「実験授業日誌」を読まれたとのこと。F教授は用意周到な方でプレゼンテーションをやる日には授業開始の20分くらいまえから教室の準備をされるそうだ。プレゼンテーションの頻度は聞き損なったが、毎回この準備をするのでは大変だろう。自転車操業の私にはマネのできないことだ。たしかにいろいろとまどうことも多い。しかし、「情報教育ではなく、普段の授業に取り入れる」という趣旨からすると、OHPなみの気軽さで利用できる環境にもって行かなければ、なかなか使う人が増えない。

F教授もスクリーンは二つ必要と感じられている。コンソールの操作で音声関係の切り替え方法がわかりにくいという感想。やはり「研修」が必要でしょうか?という話になったのだが、一二度やっても「無駄」だろうという結論になってしまった。結局私やF教授の試行錯誤が繰り返されるのだろうか。

「実験授業」参加者を徐々に増やしていくことが必要。


98/11/25(水)世間はせまい?電算教室と実験実習室のパソコン

今朝日記猿人へ更新報告をすませ、しばらくして、日記猿人界の有名人である「わかば日記」の赤尾さんからメールをいただいた。なんとこちらの大学に非常勤講師で来学されていたとのこと(夏期集中)。「わかば日記」は長谷川さんのリンクページを経由して何度か読ませていただいていたので、「世間はせまい」。気がつかなかったのは、あのぬいぐるみで来校されていなかったからではないかと思う。来年度の夏期セッションではご挨拶しなければ。夏期セッションでは教員談話室でお会いしていたかもしれない。無精ひげずらで、日記「○人」のようなのが私です。

午後から教育予算関係の委員会。パソコン関連のリース希望が多かったが、予算枠でのリース比率がかなり増大しているためかなりカット。これも結局電算室の不足と、他の授業に影響されずに使える機材が必要というパソコン固有の性格があるためであろう。電算室と各実習室などにある電算設備と関係を全体的にみて、パソコン設置計画を考えるべきと思う。

登校時アクセスカウンター362


98/11/24(火)確率化検定

午後からt検定の続き。最近でた「確率化検定」の入門書では、パラメトリックな検定の前提条件(正規性、等分散性など)が満たされなくても、「頑健性」によって検定結果そのものは保証されるのだから、これらの説明に多くを費やす必要はないのでは?ということが書いてあった。また、肝心の母集団からのランダムサンプルという条件は、小規模な心理学実験のデータでは満たせない。実験実習のデータでは、被験者をランダムに選択するというよりは、実験条件への割り当てをランダム化している。パラメトリックな検定法は「確率化検定」の近似法という考え方もあるそうだ。そうすると、確率化検定の基本的な考え方は直感的にはわかりやすいので、これを学んでから、実際の計算はt検定のやり方で「近似」するというに教えればよいのだろうか。(橘・確率化テストの方法・日本文化科学社)

今日はほとんどOHPに手書きで説明。プロジェクターはまとめ部分で使用したが、ほとんど「文字」のスライドのためちょっとわかりにくかったかも。Web公開する場合には、プレゼンテーションの目的が違うので、授業で使用したものとは別のスライドセットを用意するほうが良い。本当は授業の復習になるようなプログラム学習の設問をいれて、インタラクティブなものにしたいのだが。

登校時アクセスカウンター351


98/11/23(月)高速インターネット回線

自宅の電話が「話し中」のことが多いという「苦情」があるので、ISDNを検討していたのだが、ケーブルテレビでインターネット接続サービスをしているところがあって、データ送受信速度も圧倒的に早い。昨日、柏地区のケーブルテレビのタイタスにインターネット接続サービスについて問い合わせた(http://www.allnet.ne.jp)。タイタスではケーブルテレビのほかにALL NET(情報通信サービス)としてインターネット回線(なんと512kbps:ISDNが64kbpsだから8倍以上の速度)が一ヶ月6000円程度。集合住宅は管理組合やなにやらで手続きが面倒なのだが、ケーブルテレビサービスは利用者が多ければ工事可能な様子だったが、肝心のデータ通信サービスの方は、建物内の電話回線の具合を見てみないとわからないという返事だった。集合住宅では個別には対応できないかもしれないという返事だったのでちょっと残念。一応管理組合に相談してみよう。

ノートパソコン特集があるというので、PC Work! 12月号(月刊、毎日コミュニケーションズ(訂正、Thanks C君)を買って、眺めていたら、CS衛星をつかった「衛星インターネット大競争時代に突入」という記事があった。NTT系のメガウエイブが、インターネット回線(回線速度は、500kbpsから1Mbps)をいま試験中。一ヶ月4〜5千円で、12月からサービス開始(Webサイトをみたら来年1月に延期http://www.megawave.ne.jp/)ということだ。ただし、記事は「広告記事」っぽい。「下り」(ダウンロード方向)回線速度はこのように非常に早いのだが、なぜか「上り」(アップロード方向)の速度が全然書かれていない。「受信」がこの程度でできれば非常に便利なことにかわりはない。すでにサービスを開始しているのは「ターボインターネットサービス」が、個人向けに「サッとネット」(最大400kbps)を提供しているとのことだ。(http://www.c-d-k.or.jp/direct/一ヶ月だいたい5500円程度/こちらは上り回線は通常の公衆回線かISDNを使用するようだ)。CSならパラボラアンテナの設置ですむのでこちらの方が現実的かもしれない。

午前中自宅よりアクセス。345


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