みわの会 会長 中ア 啓子

 

 1966年に常磐学園短期大学(現在の常磐短期大学)が開学されてから,現在まで約18,405名がみわの会のメンバーとなりました。みわの会のたくさんの方々が,多種多様な職場あるいはそれぞれの立場でお元気に活躍されていることと拝察し,お慶び申し上げます。
 急激な教育改革が進められている中で,来年から学科改編により常磐短期大学は「キャリア教養学科」と「幼児教育保育学科」が予定されています。

 2009年に迎える創立100周年記念事業の一環としての「百年にわたる常磐の歴史を伝える《諸澤みよ記念館》が昨年完成いたしました。また,常磐大学高等学校近くに外観が「教会と結婚式をミックスしたような品のよい同窓会館」が活動と交流の拠点として建設されました。ますます同窓会組織の活性化が期待されます。
 卒業年度によって年齢の差は当然のことですが,建学の精神「実学を重んじ,真摯な態度を身につけた人間を育てる。」は,何歳になっても常磐短期大学の卒業生の心に灯火として燃え続けていることと思います。大変なときこそ(辛いとき・悲しいとき・挫折しそうなときなど)きっと,常磐短期大学で学んだことや恩師の教えが救いになっているのではないでしょうか。
 「自分は常磐短期大学の卒業生でよかった。」「みわの会のメンバーでよかった。」と思う時期が人生の中で必ず1度や2度はあると確信しています。

 これからもみわの会の趣旨である「母校の発展のための協力と会員の親睦を図る」ことのさらなる活性化を願っております。どうかみわの会の皆様お一人お一人のお力添えをよろしくお願いいたします。