2023年6月27日（火）に「臨床栄養学Ⅱ（担当：大津）」の授業の中で、独立行政法人国立病院機構水戸医療センターの管理栄養士である比嘉並誠先生にお越し頂き、講義を行って頂きました。

まず、「臨床栄養学」とはどんな科目であるか？ということですが、臨床栄養学は各病気に適した、つまり各患者さんに合わせた栄養管理を行うための知識や技術を身に付ける科目になります。

若い年代の学生は、病院に勤務する管理栄養士にほとんど会ったことがありません。そこで、今勉強している知識が病院でどのように生かされているのかということについて、理解を深めることを目的にご講演を行って頂きました。

栄養食事指導ではどのようなことをするのか？、病院内ではどのようなスタッフと一緒に仕事をするのか？（これを多職種連携と言います）、食事や栄養でどのように患者さんに関わることができるのか？などなど、学生にとって多くの刺激を頂いた時間になったかと思います。

最後に、比嘉先生からは「学生のうちにいろんな経験を積むといいですよ。それは大学や勉強のことだけでなくてよいです。いろんな経験は仕事をする上で自分の助けになりますよ。ぜひ、学生のうちに多くの経験を！」と激励を頂きました。

学生達の日々の勉強が、どのように社会で生かされているのか、そして、管理栄養士としてどのように社会貢献ができるのかということに学生たちが気づく、たいせつな時間になりました。