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2020年度常磐大学交換留学制度採用学生(派遣・受入)のオンライン交流会 ~「トキワ de SDGs」取り組みの一環として~実施報告


本年度、常磐大学交換留学制度で協定校への派遣留学に採用された本学学生と、本学への留学に採用となっていた海外協定校学生同士が繋がり、留学に向けた思いを共有する機会を提供するため、6月30日(火曜日)、7月7日(火曜日)の2日間、3つのグループに分けてオンライン交流会を実施しました。

いずれの交流会でもファシリテーターを富田学長が務め、冒頭にまず、参加学生それぞれが留学にどのような目標を設定しどのような準備をしてきたかを語りました。富田学長は、一人ひとりの発言に丁寧にコメントを返しながら、語学力の向上のみならず、留学先の文化や社会、歴史への理解を深めるため各自が積み重ねた努力は決して無駄にならないこと、そして留学実現の時期に関わらず努力を継続することの大切さを伝えました。また、今回の交流会をきっかけとして「Stay Connected」をキーワードに、お互いに語学を学びあったり、励ましあい、いつか直接に顔を合わせて友情を確かめ合う関係性を築いて欲しいとメッセージを送りました。

意見交換のテーマは、新型コロナウイルス感染症が学校生活や日常生活にもたらした影響や変化についても及び、オンライン授業の感想も共有。アメリカ、カナダの学生は授業が楽になった、という感想を述べた一方、本学の学生からは、課題が増えて大変だったとの声も。また、通学時間がない分時間を有効に使えるようになった、友人たちと直接交流ができず学校が恋しくなった、という声も多く聞かれました。生活面では、同居する祖父母を感染リスクから守るために極力Stay Homeを心がけているという声、アルバイト先の飲食店が閉店となり収入を失った大変さなどが挙げられました。カナダの学生は、アルバイトでも失業した人には4週間につき2000カナダドル(約16万円)が政府から支給されたと報告。感染対策の評価が高い台湾では、公共交通機関でマスクを着用しないと2000円程度の罰金が課せられるなど、各国の対応の違いに驚きもありました。

プログラムの最後に、富田学長が、常磐大学・常磐短期大学が全学的に取り組むSDGsの概要と、本学が参加する「国連アカデミック・インパクト」を紹介。SDGsの17の目標のうち、目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」が、今世界が同時に直面している危機を乗り超える道につながるのではないか、と結びました。

オンライン交流会には、海外協定校の国際交流担当者もオブザーバーとして参加し、今回の企画に賛同の声をいただきました。また、本学参加学生を対象に行った事後アンケートで、今後も協定校の学生とこうしたオンライン交流の機会を持ちたいとの感想が多く寄せられたことから、第2弾が計画されています。

新型コロナウイルス感染症の影響がしばらく続く様相の中、国際交流語学学習センターでは、長期的な視野で学生の留学や国際交流をサポートするため、引き続き新しい企画にも取り組んで行く予定です。「これは!」というアイディアがあれば、是非お寄せください。
■Group A(アメリカ・カナダ)6月30日(火曜日)※Google Meet利用
本学からは、アメリカへの派遣留学に内定していた安藤凛さん、藤本竜吾さん、カナダへの派遣留学に内定していた須田茜音さん、藤田海輝さんが参加しました。

■Group B(タイ、韓国、台湾)7月7日(火曜日)※Google Meet利用
本学からは、韓国への留学に内定している石川琴美さん、住谷美羽さん、瀧直人さんが参加しました。

■Group C(中国)7月7日(火曜日)※Zoom利用
本学からは、今年度の中国への派遣内定者がいなかったため、昨年度に留学した寺島佑樹さんが参加しました。