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「茨城県エコレシピコンテスト」で健康栄養学科の学生が受賞


茨城県、環境保全茨城県民会議が主催する「令和2年度茨城県エコレシピコンテスト」が開催され、人間科学部健康栄養学科1年の中村琉海乃さんが審査委員特別賞を受賞しました。今年度の表彰式は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりましたが、2020(令和2)年12月24日に、茨城県ホームページなどで受賞作品が発表されました。また、中村さんのレシピは、茨城県のエコレシピコンテスト専用WEBページなどで公開されています。

このコンテストにおける「エコレシピ」とは、食材の調達、調理、調理くずの廃棄削減の3項目において省エネ等に配慮したレシピのこと。美味しさと安全を損なわずにエネルギー消費量(二酸化炭素排出量)の削減に繫がる調理法を取り入れ、持続可能な発展に食の分野で貢献するためのコンテストです。

健康栄養学科では、荒田玲子教授が担当する「調理学実習Ⅱ」の授業の一環としてこのコンテストに参加。エコロジーという視点を加えて調理を行う、新しい取り組みを行っています。

今回のコンテストには学生の部312点、一般の部82点の応募があり、その中から特に優秀であると評価された20点が受賞作品に選出。中村さんが考案した「なったま春巻き」は、卵と納豆をメインにした茨城県らしい料理であること、納豆についているたれで味付けをしていて無駄がないこと、フライパンで揚げ焼きにすることで油の使用量が削減できる点などが評価されての受賞となりました。
■学生インタビュー
中村 琉海乃さん/人間科学部健康栄養学科1年

私は大学の寮で生活しているので、時々、友人たちと料理を作って楽しんでいます。「なったま春巻き」のアイデアを思いついたのも友人たちと餃子やシュウマイ、春巻きなどを作っていたとき。余った春巻きの皮で納豆や卵、ミニトマトなどを包んで焼いたら美味しいんじゃないかと思いチャレンジしました。これまでエコロジーという観点から調理を行ったことが無かったので、審査基準をクリアするのは難しかったです。洗い物を少なくするため、使用する調理器具はボールとフライパンだけ。また、少量の油で調理するため、低温でじっくり揚げ焼きにしました。このコンテストに参加することで、日々のちょっとした心掛けが二酸化炭素排出量の削減に役立つことを知ることができました。今回の経験を生かし、様々な視点から調理や献立について考えられる管理栄養士になりたいと思っています。

中村琉海乃さん

「なったま春巻き」