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トキワの自然環境保護


SDGsを推進する本学では、教育・研究に関わる環境整備の一環として、自然環境に配慮したエコキャンパスづくりに取り組んでいます。1966年、水戸市見和の緑豊かな現在の地に常磐短期大学を開学して以来、大学・大学院の設置とキャンパスエリアを拡大しながら、同時に、「水と緑の自然都市・水戸」にふさわしい大学として、景観に配慮した緑地の保全・創出にも努めてきました。

今回は、本学の自然環境保護への取り組みに関連して、キャンパス内の豊かな緑に映える春の花々を紹介します。

常磐大学に春を告げる植物たち

今年は例年にない暖かさのおかげで植物たちは一斉に花を咲かせています。どの花も開花が2週間以上早いでしょうか。そこで、キャンパスの春の花たちを少しご紹介。コロナ禍で旅行などができない今、キャンパス内の植物に目を向けて歩いてみるとちょっとした散策気分が味わえるかもしれません。

キンラン

茨城県レッドリストによると準絶滅危惧種に指定されているラン科の植物。栄養分を雑木林中の菌類に依存しているため環境に左右されやすい植物です。黄色の小さな花を見せてくれています。

ギンラン

こちらもキンラン同様、茨城県レッドリストの準絶滅危惧種に指定されているラン科の植物。キンラン・ギンランとも、もともとは雑木林に普通にみられる植物でしたが、今では両方が並んで咲いているのをみかけることは珍しくなっているようです。常磐大学の雑木林はそれらの姿を同時に観察できる貴重な場所かもしれません。

ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)

天然のものは環境省レッドリストで絶滅危惧種Ⅱ類となっている樹木です。本来、国内では長野県や岐阜県の木曽川流域など一部地域でしか自生していません。本学のものはかつて植樹したもので、毎年この時期に白い花を見せてくれています。

ハンカチノキ

中国が原産のこの木、白いハンカチが枝にぶら下がっているように見えるのでこの名がついているようですが、これは花ではなく苞(ほう)と呼ばれるもの。本当の花は白いハンカチの間に見える球状のつぶつぶの部分。秋にはクルミのような実がつきます。キャンパス内に3本植栽されています。

ハナミズキ

アメリカ東部やメキシコ北東部原産のこの木。キャンパスには白とピンクの花の2種類があります。日本へは、大正期にワシントンに送った桜のお返しにやってきたのが初めとか。秋には実がついて鳥たちにはごちそうですが、実は毒性があるので口にしてはいけません。正門からの坂道と図書館前で目にすることができます。

緑豊かな木々たち

こちらは花ではありませんがこの季節ならではの構内の新緑の様子。
もともと緑豊かなキャンパスですが、この季節の緑が一番輝いて見えます。

本部棟前のケヤキ

キャンパス内の雑木林の新緑