学生の皆さん
保護者の皆さま
常磐大学・常磐短期大学
学長　富田　敬子
保護者の皆さまには、日頃より本学の教育研究活動にご支援、ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。また、学生の皆さんは、どのように夏休みを過ごしているでしょうか。

既に2021年3月24日付のメッセージ等を通じてお知らせしているとおり、2021年度春セメスターの授業等（定期試験を含む）については、新型コロナウイルス感染症への対策を講じながら、多くの授業科目において面接授業を実施してきました。何かとご心配やご不便をおかけしたことと思いますが、全体としては概ね順調に授業を進めることができたものと考えています。これもひとえに皆さまのご理解とご協力のおかげと深く感謝申し上げる次第です。

さて、新型コロナウイルス感染症については、国の緊急事態宣言や茨城県独自の非常事態宣言が発令されるなど、依然として厳しい状況が続いています。
このような状況ではありますが、大学等の教育において、直接の対面による学生同士や学生と教職員の間の人的な交流が行われることの重要性等に鑑み、本学では、2021年度秋セメスターの授業等（定期試験を含む）についても、引き続き、新型コロナウイルス感染症への対策を徹底しながら、多くの授業科目で面接授業を実施することとしています。
ただし、これらは、現時点における基本的な考え方であり、今後の感染状況等を踏まえ、必要に応じて変更する場合がありますので、ご理解をお願いします。

一方、本学では、2021年度秋セメスターの授業実施に向けて、新型コロナウイルスワクチンの接種を希望する学生の皆さんが早期に接種を終えることができるよう、水戸医療センター、茨城大学や水戸市と連携してワクチンの集団接種の機会を設けたところです。また、必要に応じて学内でPCR検査を実施することができる体制を整えるなど、感染拡大防止のための取り組みを強化することにより、学生の皆さんが安心して学校生活を送ることができるような環境を整備しています。

このように、本学では、教育研究活動とキャンパス内の感染拡大防止の両立をはかるべく、各種の取り組みを進めているところですが、学生の皆さんには、基本的な感染症対策の徹底はもとより、キャンパス外の活動においても、一人ひとりが自覚と責任をもって行動することが求められています。新学期が始まるまでの間、自身の健康管理に留意して有意義な毎日を過ごすよう努めてください。新学期にキャンパスでお会いできるのを楽しみにしています。