SDGs推進の取り組みの一環として常磐大学が2021年11月にエントリーした、Times Higher Education (THE) 主催の「Impact Rankings 2022」の結果が、スウェーデン・ストックホルム市で2022年4月26日から開催された「Innovation and Impact Summit」の最終日4月28日に公表されました。

「Impact Rankings」は、SDGsに対する大学等高等教育機関の貢献度を測定する世界で唯一の格付けとして年々知名度が上がり、5年目を迎えた今回は、110の国と地域から過去最高の1,524校（昨年比23％増加）がランキングに参加。総合ランキングには、1,406校が入りました。

日本からは、今回84の機関が参加し、76校がランクインしています。ランクインの基となるスコアは、SDGsの17のゴールごとに、大きく、研究、管理責任、アウトリーチ、教育、の4分野で指標が設定され、達成度合いでポイントがつく形となり、各ゴール別、および全体で算出されます。

「Impact Rankings 2022」における常磐大学の結果は、次の通りです。

★総合ランキング：　スコア42.4（100点満点）　ランク：　1001＋（＝1001～1406位）　

【常磐大学がエントリーしたゴール別ランキング】

1. SDG17「パートナーシップでゴールを達成しよう」（エントリー必須）： 　スコア53.7（601位～800位/1438）
2. SDG3「すべての人に健康と福祉を」： 　スコア59.6 （401位～600位/1101）
3. SDG4「質の高い教育をみんなに」： 　　スコア41.4（801位～1000位/1180）
4. SDG5「ジェンダー平等を実現しよう」： 　スコア14.0（801位～/938）

今回は、常磐大学としての初のエントリーで、総合ランキングは最下位のランク（1001＋）でしたが、ゴール別では、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」で、401位～600位のランクに入りました。

本学は、今回エントリーした4つのゴール以外の分野でも、さらに地域社会の課題解決に貢献すべく、地域の皆様とともに、2030年度の達成を目指すSDGsの推進に全学を挙げて取り組んでまいります。

引き続き、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。