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社会安全政策研究所主催 公開セミナーを開催しました


「戦争の現実―ウクライナ危機を事例として―」公開セミナー

11月26日(土曜日)、常磐大学社会安全政策研究所主催の公開セミナーが本学で開催されました。

セミナーは「戦争の現実―ウクライナ危機を事例として―」をテーマとして開催され、当日会場には学生、教職員を含めて約70名の方にお集まりいただきました。また、同時に行ったオンライン配信は約100名の方に視聴していただきました。

当日は富田敬子学長がモデレータを務め、スピーカーとしてお招きした元駐ウクライナ日本国特命全権大使の角茂樹氏、今年度9月より常磐大学留学履修生となったソフィア・マシチェンコ氏(ウクライナ キーウ出身)からそれぞれお話を伺いました。

角氏にはウクライナとロシアが歩んできた歴史、文化の違いからみる2国の関係性や日本がどのように関係しうるのかについてお話しいただきました。

ソフィア氏からは、軍事侵攻によって自身や家族が受けた過酷な体験について伺いました。また、ウクライナ語の存在が多くの人に浸透していないことを例に挙げ、「ウクライナのことをもっと知ってほしい。そしてたくさんの人に広めてほしい」と話しました。

セミナー後半には、会場からも積極的に質問があり、関心の高さが伺えました。

2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻がもたらした国際社会の危機についてそれぞれの立場からお話しいただき、戦争が無縁のもの、過去のものではないことを再認識するとともに、今もなお続く争いについて私たちにできることは何なのかを改めて考えさせられる機会となりました。

元駐ウクライナ日本国特命全権大使の角茂樹氏

常磐大学留学履修生ソフィア・マシチェンコ氏