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「常磐大学生と笠間を語る」が開催されました


2022年12月12日(月)、山口伸樹笠間市長と常磐大学生がまちづくりについて話し合う「市政懇談会 in 常磐大学 常磐大学生と笠間を語る」が開催されました。

常磐大学と笠間市は2007年に連携協定を締結し、様々なかたちで協力し合ってきました。今回開催された政策懇談会は、常磐大学で政策や地域活性化について学んでいる学生たちと、実際の市政を担っておられる笠間市長がまちづくりについて話し合うことで、学生たちにとっては学びを、笠間市にとっては若者の意見を、それぞれ得るために開催されました。

市政懇談会 in 常磐大学

市政懇談会 in 常磐大学

市政懇談会の冒頭、常磐大学の卒業生で現在は笠間市産業経済部商工課工業振興グループ 木村和生主事(2021年3月に人間科学部現代社会学科を卒業)から、職務経験などの発表がありました。

木村主事は現在、笠間焼や石材業など、笠間市の主要産業の振興を担当していらっしゃいます。職務の内容のほか、後輩たちが「大学時代にしてほしいこと」などを話してくださいました。

笠間市木村和生主事(2021年3月人間科学部現代社会学科卒業)

山口伸樹笠間市長

続いて山口伸樹笠間市長が笠間市の市政についてレクチャーしてくださいました。

栗の栽培面積日本一、日本三大稲荷のひとつ笠間神社、250年の歴史があり経済産業省より伝統的工芸品の指定を受けた笠間焼など、様々な歴史資源・産業資源があります。ほかにも、国内チョコレートシェアNo.1の不二製油、痛くない注射針を製造しているミサワ医科工業など「すごい企業」が多数所在していることを解説してくださいました。また笠間版デジタル田園都市モデル事業など笠間市の具体的な政策についても詳しく教えてくださいました。
その後の意見交換会では、学生たちからたくさん質問が飛び交いました。

保坂菜緒さん(総合政策学科4年、2023年度より笠間市に採用予定)は、「笠間市子育て・教育応援プレミアムeチケット」の効果など、笠間市の少子化対策について質問しました。

岡崎泰芽さん(総合政策学科3年)は、笠間市の歴史や文化などのポテンシャルを若い世代にもっとPRする必要性を訴え、その具体的な方策について質問しました。

髙野友寛さん(総合政策学科3年)は、水戸市や益子町などといった近隣市町村との自治体間連携の取り組みや、その将来構想について質問しました。

田辺孝太郎さん(総合政策学科3年)は、「デジタル田園都市構想」の詳細や、「かさめーる」など、笠間市のDXの取り組みの進展について質問しました。

柳田里穂さん(総合政策学科3年)は、古民家やお洒落なカフェなど、若者に魅力的な資源を活用した「昔ながらの趣ある雰囲気を活かした気軽に食べ歩きできる街」を提案しました。

余水大晟さん(総合政策学科3年)は、空き家を利用した移住希望者向け短期滞在施設「かさちょこHOUSE」の利用状況や、同施設を活用した地域の人々との交流について質問しました。

石川倫行さん(総合政策学科3年)は、笠間市の外部組織について質問し、山口市長からは笠間・岩間の各支所、消防署、図書館などのほか、台湾に台湾交流事務所があることが説明されました。

山口真太朗さん(総合政策学科4年、2023年度より那珂市に採用予定)は、情報漏洩などDX化の負の側面について言及し、笠間市がどのような対策を取っているのかを尋ねました。

山口市長は、学生たちからの質問のひとつひとつに丁寧に答えてくださったほか、市長から学生たちに質問するなど、活発な意見交換が行われました。

最後に参加者全員で記念撮影をして、90分間の市政懇談会は盛会のうちに終了しました。

保坂菜緒さん(総合政策学科4年)

岡崎泰芽さん(総合政策学科3年)

参加者全員で記念撮影