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2024年度常磐大学、常磐大学大学院、常磐短期大学の入学式を挙行いたしました


4月2日、常磐大学、常磐大学大学院および常磐短期大学の入学式を挙行し、編入生含め大学生762名、大学院生11名、短期大学生106名が入学しました。

2024年度 常磐大学入学式

会場全体の様子

校歌斉唱

校歌斉唱 吹奏楽団

校歌斉唱 人間科学部教育学科有志

学長式辞 富田 敬子学長

来賓祝辞 水戸市長 高橋 靖様

在学生代表 歓迎のことば
藤田 暢さん

入学生代表 入学のことば
西村 里菜さん

入学許可宣言後、学長式辞において富田敬子学長より「本学は「実学を重んじ真摯な態度を身につけた人間を育てる」ことを建学の精神として掲げています。「実学」とは「社会が直面する様々な問題に解決策を提示することのできる実践的な学問」を意味します。この「トキワの実学」を通して「社会で生きるための力」を培って欲しいと思います。そしてもう一つ、この地方にある大学で学びながら、地域社会の課題に取り組むとともに、世界を俯瞰する知見も培って欲しいということです。教職員一同、本学に託されたその期待をしっかり受け止め、皆さんの夢の実現を全力で支えたいと心から願っています。皆さんが、在学中に出会いそこで生まれる人間関係は、将来きっと皆さんの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。教室で肩を並べる友人のみならず、クラブ活動や学園祭などでの出会いを大切にし、多くの人と意見を交わし、互いに高め合って欲しいと思います」と入学生を歓迎しました。

在学生代表歓迎のことばでは、人間科学部コミュニケーション学科藤田暢さんより「これからの大学生活に対して大きな期待を抱きながらも、新しい生活や慣れない環境への不安も感じていることと思います。それぞれの学部学科で専門的な知識を学んでいくことはもちろん、サークル活動やボランティア活動に加え、興味を持ったことは学内外を問わず積極的に参加してみてください。ひたむきに取り組み、そこで得た経験は、その後の自分を大きく成長させてくれることでしょう。有意義で充実した四年間を送るためには、強い探究心や積極性が必要です。成功も失敗もその先で必ず皆さんの強い味方になってくれるはずです。今しかできないことや今だからこそ挑戦できることに、迷わず一歩踏み出してみましょう。これまで知らなかった世界、これまで知らなかった自分に出会うチャンスが、すぐそばにたくさんあるはずです。友人や仲間、何よりも自分自身を大切にし、かけがえのない時間を過ごしてください」との言葉がありました。

それに対し、入学生代表入学のことばでは、看護学部看護学科西村里菜さんより「高校入学当初から新型コロナウイルスの猛威により様々な制限がかけられた中での学校生活。その経験はいつも通りの生活を送ることがどれほど幸せなのかを考えるきっかけとなりました。この経験がある私たちだからこそ今この一瞬一瞬を大切にし、目の前のことに全力で向き合い、充実した四年間を送ることができるでしょう。私は将来看護師として地域医療に貢献したいと考えております。これから新たな経験をしていく中で時には壁にぶつかり、立ち止まることもあるでしょう。その時は諦めるのではなく仲間と手を取り合い、時には先生方や先輩方、そして家族の皆様の力を借りながらも一歩一歩前に進めるよう努力をしていきます。常磐大学生としての自覚と志を常に持ち、日々の勉学に励みたいと思います」との言葉がありました。

2024年度 常磐大学大学院入学式

会場全体の様子

学長式辞 富田 敬子学長

教員代表祝辞 人間科学研究科
水嶋 陽子研究科長

入学生代表 入学のことば
鬼澤 茉里奈さん

入学許可宣言後、学長式辞において富田敬子学長より「大学院とは、これまで培ってきた基本的な教養・知識をもとに、高度な専門知識を修得し自主的な研究を進める機関です。本学研究科において、これまでの学びを一層深めようと強い決意を持たれた皆さんに、まずは賞賛のエールを送りたいと思います。私たちを取り巻く社会は、残念ながらより不確実性を増しているよう思います。少子高齢化や気候変動、収束程遠い地域紛争、急速なデジタル化社会が私たちの社会をより多様化、複雑化しています。しかし、このように社会の複雑性が亢進する時代だからこそ、学術研究のあり方も大きく変わりつつあり、大学院教育の重要性はかつてないほど大きくなっています。本学は、これからも時代の変化に則した実学重視の教育を提供することに注力してゆきたいと思います。夢と期待を持って、トキワの研究科の戸を叩かれた皆さんです。本学での学びがその後の人生の選択肢を広げ、大きく成長する礎になることを願ってやみません。皆さんには、同期生としてお互いの関心を共有し、絆を深め助け合い、そして互いに高め合いながらこれからの大学院生活を送って欲しいと思います」と入学生を歓迎しました。 

入学生代表入学のことばでは、看護学研究科の鬼澤茉里奈さんより「研究とは「物事を学問的に調べて真実を明らかにすること」、「今まで誰も知らなかったことを明らかにしていくこと」とされています。物事に多方面から光を当てその当てた光の先に新たな発見がある。その新たに当てた光は、世の中に役立っていくことでより価値が上がるものだと思っています。私はこの大学院生活の中で身のある研究をし、専門的知見を深めて世の役に立てるようになりたいという思いを抱いています。大学院で研究に励み多くの知識を吸収し、卒業後には自信を持ってその学びを世に生かすとともに研究者として知性を磨き、社会に貢献しより良い未来をつくっていけるよう日々研鑚してまいります」との言葉がありました。

2024年度 常磐短期大学入学式

会場全体の様子

学長式辞 富田 敬子学長

来賓祝辞
学校法人常磐大学 理事・評議員
柴原 宏一様

在学生代表 歓迎のことば
鬼澤 宙来さん

入学生代表 入学のことば
瀬川 ななみさん

校歌斉唱

校歌斉唱 吹奏楽団

入学許可宣言後、学長式辞において富田敬子学長より「実学を標榜する本学では、地方自治体や地元の企業、団体と連携して実践的な学修の機会を数多く提供します。特に、幼児教育保育学科で学ぶ皆さんには、カリキュラムの一部として茨城県内の幼稚園・保育園での実習が豊富に用意されています。こうした地域に密着したリアルな学びを土台に、将来皆さんが地域の課題に精通した教育者・保育のプロとして活躍して下さることを、私たちは期待しています。そしてその一方で、皆さんの学びは私たちが日々関わる“地域”にとどまることなく、在学中は多様な価値観を理解し、国際的な視野も身に付けて欲しいと願っています。教職員一同、本学に託されたその期待をしっかり受け止め、皆さんを全力で支えたいと考えています。皆さんにはこの学びの場を積極的に活用し、これから出会うであろう生涯の友と、互いに高め合いながら自分の夢の実現に近づいて欲しいと思います」と入学生を歓迎しました。

在学生代表歓迎のことばでは、幼児教育保育学科の鬼澤宙来さんより「新たな出会い、新たな学びに夢や希望を持たれているのと同時に慣れない環境への不安や悩みを抱いているのではないでしょうか。一年前の私もそうでした。短期大学での学生生活は、たった二年しかありません。学業に励むことはもちろんですが、サークル活動やボランティア活動、アルバイトなどに勤しむ間に時間は瞬く間に過ぎてゆくでしょう。私は幼児教育保育学科に入学して一年が経ちましたが、一年間とは思えないほど、密度の濃い時間を過ごすことができたと感じます。学生生活をどのように過ごすかは自分次第です。時には立ち止まり、悩むこともあるかもしれません。しかし、常磐短期大学には親身になってサポートしてくださる先生方や職員の方々、さらに同じ目標を持つ仲間がいます。常に「なりたい自分」を想像しながら、充実した学生生活を送ってください」との言葉がありました。

それに対し、入学生代表入学のことばでは、幼児教育保育学科の瀬川ななみさんより「常磐短期大学での学びを通して、多くの実習や様々な専門的な講義に意欲的に取り組みながら、新しいことにも積極的に挑戦し、幅広い知識と実践力を身につけていきたいと考えています。三年間の高校生活では、新型コロナウイルスの猛威により様々な制限がされる中で、仲間と協力し合いながらどんな困難も乗り越えてきました。これからの二年間では、その経験を糧に、明るく笑顔溢れる学校生活を送りたいと思います。また、立派な保育者を目指して新しい学友と共に互いを高め合い、成長してまいります。私たちは、この常磐短期大学でより深い教養と様々な対応力を備え、自分自身の夢を実現させるために日々努力し続けてまいります」との言葉がありました。

コロナ禍があけてから制限のない入学式を挙行することができ、多くの父母等の方々とともに、入学生を歓迎することができました。

これから自分が進む未来への期待と不安を胸に、入学生が新たな一歩を踏みました。
各サークルの勧誘活動も解禁となり、活気溢れ天候にも恵まれた晴れやかな一日となりました。

水戸太鼓保存会の皆様による演奏披露