ドイツスポーツ少年団との交流 | INFORMATION

8月9日、本学ではドイツから来日したユースアスリート9名を迎えて、スポーツ交流を行いました。

本学の剣道部および常磐大学高校の卓球部の生徒たちとともに英語による会話を交えながら温かい雰囲気の中で、ドイツ人選手の皆さんは楽しく思い出に残るひとときを過ごしていました。

卓球

まず初めに常磐大学高校の卓球部による卓球セッションからスタートしました。ラケットの持ち方やネット越しのラリーなど、基本を練習した後、2種類のミニゲームに挑戦しました。

最初は小さな赤い的を卓球ボールで狙うチャレンジです。参加者は3チームに分かれ、1人ずつ交代で挑戦しました。的に当たると位置が変わり、徐々に難しくなっていく仕組みで、終始盛り上がりを見せました。

続いて行われたのは「王様ゲーム」です。1人が“王”となり、他の参加者が順番に1ポイントマッチで挑戦します。勝った人が王の座を引き継ぎ、時間終了時に王の座にいた人が勝者となりました。卓球経験の少ないドイツの選手たちも熱心に取り組み、見事王の座を勝ち取る選手もいました。

剣道

短い休憩をはさんだ後、交流は剣道体験へと移りました。剣道は多くの日本の学生にとっても珍しい体験であり、ドイツからの選手たちにとっても特別な時間となりました。初めて竹刀を手にする彼らは、興味津々の様子で真剣に取り組んでいました。

本学剣道部の指導のもと、竹刀の持ち方や基本の素振り、滑るように動く足さばきを学びました。剣道部による試合のデモンストレーションも行われ、実際の競技でポイントがどのように決まるかを間近で見ることができました。

伝統的な日本の武道に触れる貴重な機会となり、参加者全員にとって学びと感動の詰まった交流となりました。

ランチ

スポーツ交流を終えた学生たちはドイツ人選手の皆さんと昼食を共にし、テーブルを囲んで和やかに交流を深めました。スポーツや文化の違い、流行など、さまざまな話題で会話が弾み、時間を忘れるほどの楽しさに包まれました。終了時刻になっても話が尽きず、なかなか席を立てない様子が印象的でした。

交流の締めくくりには、ドイツ人選手の皆さんから学生たちに感謝の気持ちを込めた贈り物が贈られ、心温まるひとときとなりました。

水戸探索

午後は、本学学生で国際交流に関心があるメンバーに交代して、ドイツ人選手の皆さんとともに水戸探索をしました。イオンモール水戸内原では、ショッピングを楽しんだり、地元の食べ物を味わったりしながら、和やかな時間を過ごしました。

スポーツ交流だけではなく、日本の生活や文化に触れる貴重な機会となり、参加者の皆さんからは「とても楽しかった」との声が聞かれました。