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カナダ・ランガラ・カレッジ 2026年度日本短期研修


本学では、アジア研修の一環として来日したカナダのLangara College(ランガラ・カレッジ)の学生の皆さんをお迎えし、5月18日から23日までの期間、さまざまな交流活動を行いました。

滞在中、学生たちは常磐大学の学生や常磐短期大学生、常磐大学高等学校の生徒、そして常磐大学こども園の園児たちと交流しながら、日本の教育や文化について学びを深めました。授業への参加や部活動の見学や体験、日本文化に触れるプログラムなど、多彩な活動を通して、たくさんの出会いと交流が生まれました。

言葉や文化の違いを越えて互いに学び合った1週間は、参加した学生たちにとって国際的な視野を広げる貴重な機会となりました。活動を重ねる中で自然と笑顔が増え、国境を越えた友情も育まれていたようです。

本記事では、そんな交流の様子をご紹介します。

人間科学部コミュニケーション学科 ケビン先生の英語の授業・飯野先生の日本語の授業

ケビン先生の授業では、学生たちは英語を使った交流活動に取り組みました。本学の学生にとっては、日頃学んでいる英語を実際のコミュニケーションの場で活用する絶好の機会となり、実践的な英語力を磨くことができました。さまざまなアクティビティや会話を通して、両校の学生はすぐに打ち解け、教室にはたくさんの笑顔があふれていました。

また、飯野先生の授業では、本学の学生が先生役となり、ランガラ・カレッジの学生に日本語での自己紹介を教えました。相手の理解度に合わせながら、一つひとつの表現や発音を丁寧に伝え、日本語学習をサポートする姿が見られました。その後は、日本語を使って日本とカナダに関するクイズ作りにも協力して取り組み、楽しみながら言語や文化への理解を深めました。

特に、将来教育分野への進路を希望する本学の学生にとっては、実際に教える立場を体験できる貴重な機会となりました。学習者を支援する難しさや楽しさを実感しながら、教育への理解を深めることができたようです。国や言語の違いを越えて互いに学び合う姿が印象的で、終始温かな雰囲気に包まれた有意義な交流の時間となりました。

短期大学 幼児教育保育学科 石﨑先生の授業

ランガラ・カレッジの学生たちは、短期大学の3つの授業に参加しました。

最初の授業では、両国の文化における共通点や相違点について、特に育ち方や教育制度に焦点を当てながら意見交換を行いました。教室は終始活気にあふれ、学生たちは積極的に考えを共有しながら、お互いの文化への理解を深めていました。

続く2つ目の授業は英語のクラスでした。学生たちはさまざまな楽しいアクティビティに取り組み、日本の伝統的な子どもの遊びを英語で体験したり、ショー・アンド・テル(発表活動)を行ったりしました。また、グループごとに共通の興味や関心を見つける活動にも挑戦し、中には10個もの共通点を見つけて大いに盛り上がったグループもありました。

一日を通して、学生たちの熱意や協力する姿勢、そして笑顔あふれる異文化交流が見られ、非常に有意義な学びの機会となりました。

剣道体験

本学剣道部の協力のもと、ランガラ・カレッジの学生たちは剣道を体験しました。剣道部の学生は、黙想から素振り、すり足まで、剣道の基本的な動作や技術を一つひとつ丁寧に説明し、ランガラ・カレッジの学生たちは興味津々で挑戦していました。

一見簡単そうに見える動作も、実際にやってみると想像以上に難しく、ランガラ・カレッジの学生たちは集中しながら何度も練習をしました。体験を通して、剣道の技術の裏にある長年の鍛錬や努力の大きさを実感するとともに、部員の皆さんが日頃から重ねている練習の成果を肌で感じることができたようです。

最後には剣道部員による試合の実演が行われました。目にも止まらぬ速さとと迫力ある攻防に、ランガラ・カレッジの学生たちは驚きの声を上げながら見入っていました。剣道の魅力を存分に感じることができる、印象深い締めくくりとなりました。

常磐大学高等学校の部活交流

高校の箏曲部および書道部の生徒たちは、先生役としてランガラ・カレッジの学生たちに指導を行いました。書道では、自分の名前を漢字で書く方法を教え、箏曲では「さくら」を演奏する体験を通して、日本文化の魅力を伝えました。

ランガラ・カレッジのほとんどの学生が箏に触れるのは初めての経験であり、その音色や弦の感触に驚きながら取り組む様子が見られました。日本の伝統文化に直接触れる、特別で思い出深い体験となりました。

Bus Tour

バスツアー当日はあいにくの雨模様となりましたが、一行は予定どおり水戸市周辺の町々を巡りました。

最初の訪問先は、大洗磯前神社でした。海岸に近づくにつれて風はますます強まりましたが、ランガラ・カレッジの学生たちは海中に立つ有名な鳥居まで足を運び、その前で集合写真の撮影に挑戦しました。荒天の中、いくつかの傘が壊れてしまう場面もありましたが、無事に思い出の一枚を撮影することができました。その後、一行は神社へ戻り境内を見学した後、おみくじを引きました。皆一様に、おみくじに書かれている内容に興味津々で同行の本学職員に質問攻めをしていました。

昼食は那珂湊おさかな市場を訪れ、新鮮な海産物を堪能しました。特に市場名物の牡蠣はランガラ・カレッジの学生から大変好評でした。

午後には、大和撫子和乃会の皆様と茶道講師の高木先生をお迎えし、日本の伝統文化体験ワークショップに参加しました。ワークショップでは、日本の礼儀作法や伝統的な習慣について学び、正しいお辞儀の仕方や、畳の上を歩く際に足をすりながら歩く理由などについて説明を受けました。

また、本格的な茶道体験も行われ、濃厚な抹茶と美しい和菓子を味わいました。さらに、自ら茶筅を使って抹茶を点てる体験にも挑戦し、日本文化への理解をより深める貴重な機会となりました。

最後には、さくら小町の皆様による伝統舞踊の披露と、玉すだれの実演が行われました。竹製のすだれを巧みに操りながらさまざまな形を作り出す伝統芸能に、学生たちは大きな関心を寄せていました。

今回の体験は、ランガラ・カレッジの学生にとって思い出深いものとなり、日本の伝統文化に直接触れ、その魅力を学ぶ素晴らしい機会となりました。

常磐大学こども園訪問

ランガラ・カレッジの学生たちはこども園の年長クラスの子どもたちと一緒に過ごし、さまざまなゲームや歌、ダンスを楽しんだほか、エリック・カール作『From Head to Toe(できるかな? あたまからつまさきまで)』の読み聞かせを行いました。

活動中は笑顔と歓声が絶えず、終始活気にあふれた素晴らしい時間となりました。年長児たちはどの活動にも積極的に参加し、その元気いっぱいの姿に、午前の終わりには少し疲れた様子を見せる学生もいました。

浴衣・風呂敷 文化体験

いづみ礼法きもの学院の学院長の白田先生をお招きし、ランガラ・カレッジの学生は、浴衣の着付けを体験するとともに、日本独自の「包む文化」について学ぶ機会がありました。

授業では、日常生活における包装や贈答の文化的意義について紹介され、品物の包み方や見せ方、贈り方を通じて相手への思いやりや心遣いを表現する日本の文化への理解を深めました。

また、参加者は伝統的な風呂敷を用いた実践的な体験にも取り組み、複数の包み方や結び方を習得しました。ランガラ・カレッジの学生は、今回の活動を通して日本の文化や伝統の重要な側面に触れながら、楽しく有意義な学びの時間を過ごしました。

常磐大学 バディとの交流

1週間、常磐大学の学生とバディを組み、大学内や水戸市内で時間を共に過ごし、遊んだり観光したりしました。
研修の最後の締めくくりとして、日本三名園である偕楽園、および好文亭を訪問し、日本短期研修の最後まで歴史や文化を学び、体験する貴重な機会となったことと思います。