コロナ禍の中で今年度は特に競争率が激しかった公務員試験ですが、法律行政学科では4年生全体の約28％（10名）が公務員試験に見事合格しました。例年常磐大学全体では、公務員試験合格者率は約5％程度ですので、約28％という数字は大健闘といえます。

内訳は、警察官6名（うち1名は茨城県庁職員(警察事務)とダブル合格）、市町村役場職員2名、消防官1名、自衛隊一般曹候補生1名の合計10名です。合格者の皆さん、本当に合格おめでとうございます。

法律行政学科では、県庁職員や市町村役場などの一般行政職系公務員と警察官や消防官、自衛官などの公安系公務員のいずれにも役立つカリキュラムを用意しています。

一般行政職系公務員に役立つ科目としては、行政法、行政学、地方自治論、自治体経営論、政治学原論、政治制度、国際政治、法学演習などが挙げられます。

公安系公務員に役立つ科目として、刑法、刑事訴訟法、少年法、犯罪学、被害者学、警察法、消防法、防衛法、社会安全政策演習などが挙げられます。

日本国憲法は、公務員として遵守義務がありますので、どちらの系統の公務員にとっても重要になります。

他にも、一般行政職公務員と公安系公務員とに分かれた、学科教員による独自の公務員サポート体制もあります。

高校生の皆さん方も、法律行政学科に入学し、先輩たちに続いて公務員を目指してみませんか。