【学科活動】飲酒運転根絶キャンペーンを実施しました!(茨城県警察×常磐大学本荘ゼミ)
─行動科学に基づくA/Bテストで、“ナッジ”の効果を検証─
2025年12月12日(金)、水戸市宮町の宮下銀座商店街にて、茨城県警察本部交通総務課と常磐大学総合政策学部法律行政学科・本荘ゼミによる合同キャンペーンを実施しました。今回の取組みでは、飲酒運転という深刻な社会課題に対し、罰則や禁止の呼びかけに頼るのではなく、行動科学の視点から「ナッジ(そっと背中を押す介入)」の効果を検証。メッセージ内容の異なる2種類のチラシを用いたA/Bテストを行い、ドライバーの意思決定に与える影響を探りました。

チラシA(プロスペクト理論)

チラシB(現在志向バイアス)
ときわんこと学生がつくる“やわらかい声かけ”
当日は、本学TOKIWAマスコットキャラクター「ときわんこ」も参加し、親しみやすい雰囲気づくりに貢献。学生たちはコインパーキングを利用するドライバー一人ひとりに声をかけ、チラシの配布とアンケート調査への協力を呼びかけました。
現場の「違和感」から生まれた新たな問い
活動後の振り返りでは、学生が現場ならではの率直な意見を次々と口にしました。
- 「一部のドライバーは協力的だったが、多くは飲酒運転を自分事として捉えていないように感じた」
- 「警察官による強い声かけが、かえってドライバーの心理的リアクタンス(反発)を招いているのではないか」
こうした“違和感”こそが、今回の活動の最大の成果です。本荘ゼミでは今後、「飲酒運転をいかに根絶するか」という大きな問いを、「警察とドライバーが心理的な壁をつくらずに向き合うにはどうすればよいか」という、より具体的な研究課題へと展開し、実効性の高いアプローチを模索していく予定です。

学生とときわんこによるドライバーへの声かけの様子

キャンペーン終了後、県警・学生・ときわんこによる集合写真


