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【学科活動】 法律行政学科の学生が「那珂市総合計画策定委員会」委員に着任しました


2026年6月16日(火)、那珂市中央公民館において「令和8年度 第1回 那珂市総合計画策定委員会」が開催され、本学総合政策学部法律行政学科・髙池宣彦ゼミに所属する学生4名(法律行政学科3名、総合政策学科1名)が、委員として着任いたしました。本委員会は、那珂市の最上位計画である「第3次那珂市総合計画」の策定に向け、地域を代表する各界の委員が将来のまちづくりを審議する重要な会議体です。

住民代表や各種団体の代表、行政関係者ら総勢34名で構成される委員会において、本学の学生4名は最年少の委員として席を連ねました。人口減少時代の持続可能なまちづくりをテーマに、那珂市副市長をはじめとする委員と対等な立場で意見を交わし、若い世代ならではの視点から那珂市の未来像を語りました。地方自治の現場に主体的に参画する貴重な機会となりました。

髙池ゼミ学生委員の参画

着任した4名の学生は、いずれも委員会の場で発言の機会を得て、大学生・若年世代の視点から那珂市の将来に資する提言を行いました。各委員の主な発言は次のとおりです。
ある学生委員は、市外から鉄道で通学する経験をもとに、瓜連駅などで交通系ICカードが利用できない不便さを指摘しました。そのうえで、車社会のなかでも「歩いて楽しめる場所」を整えることが、若い世代や高齢者にとって魅力的なまちづくりにつながると提案しました。

別の学生委員は、那珂市に住んでもらうには「那珂市を知るきっかけ」をつくることが重要だとし、市の子育て支援や移住・定住施策を若い世代へ効果的に周知する必要性を訴えました。あわせて、大学と連携した意見交換会やアンケート調査を継続的に行い、市民だけでなく「市民以外のニーズ」も把握することが、関係人口の拡大につながると提言しました。

また別の学生委員は、まちの魅力を「調べれば分かる」状態から「調べなくても自然と目に入る」状態へ高める必要があると述べました。YouTubeに加え、TikTokやInstagramといったSNSを活用し、那珂市の情報が若い世代のもとへ自然に届く仕組みづくりを提案しました。

さらに別の学生委員は、市外出身者ならではの客観的な視点から策定に携わる意義を語りました。近隣自治体と比較されがちな子育て支援などについて、その成果や数値を市民が実感できる形で示すことの重要性を指摘しました。

参加学生の声

以下に、委員会に参加した学生の声の一部をご紹介します。

人口減少が進む中で那珂市に住んでもらうには、那珂市を選ぶきっかけをつくることが重要だと感じました。大学生の視点から率直に意見を発信し、少しでも那珂市のまちづくりに貢献できればと思います。
多くの大人の方々に囲まれて緊張もしましたが、自分たちがいることでどう役に立てるかを考えながら参加しました。次回は第2次総合計画への理解を深め、具体的な改善や提案ができるよう備えたいです。
強制的に発言する場面で、頭の中で内容を整理しきれないまま話し始めてしまい、自分の準備不足を痛感しました。次回は事前に考えを深くまとめ、口頭でも分かりやすく伝えられるよう準備して臨みたいです。
他の委員の方々から、まだ働ける高齢者人材の活用や企業誘致など素晴らしい案が数多く出されました。自分が那珂市について知らなすぎることに気づいたので、まずは地区ごとの知識を深め、若者をまちづくりの主体として捉える視点から発言したいです。

法律行政学科 髙池宣彦准教授のコメント

このたびは、那珂市の最上位計画である総合計画の策定委員という重い責務を学生にお任せいただき、那珂市の皆様に心より御礼申し上げます。住民を代表する諸先輩方が居並ぶ場で、学生たちが臆することなく自らの考えを述べ、まちの未来づくりの一員として迎え入れていただいたことは、何物にも代えがたい学びの機会となりました。「地方自治は民主主義の学校」との言葉のとおり、学生たちはこの実践を通じて、地域社会の課題に真摯に向き合う姿勢を着実に育んでおります。今後も那珂市との連携を一層深め、学生が主体的な市民として成長できるよう努めてまいります。

※会議資料等の詳細は、那珂市公式ホームページの「第3次那珂市総合計画策定経過」でご確認いただけます。