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「キャリア開発論」で常陽銀行の人事部長および卒業生行員が講義


9月28日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行人事部部長の秋山謙氏をお招きし、「常陽銀行の概要と人事制度~求められる人材とは~」についてご講義していただきました。

「キャリア開発論」は、今年で12年目となる経営学科の必修科目であり、常陽銀行との産学連携協定に基づく連携講座です。地元企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。

企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、就職活動に臨む学生にとって貴重な科目として知られています。

この日は、秋山部長から、会社概要、銀行業務、人事制度について詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、活躍している人たちに共通する特徴、他社と差別化している点・強み、銀行員になるために必要な資格、採用時に重要視されるスキル、学生の間に学んでおくべき能力、やりがいを感じた仕事、人事異動や転勤の頻度、専門人材になるまでに必要な期間、プロフェッショナルの認定を受けた行員の割合、ライフスタイルに合わせたキャリア形成支援の今後の方針など、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に説明していただきました。

翌週の10月5日には、常磐大学卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスなどを語っていただきました。

入行して2店目の店舗で融資(ローン)業務および外為業務を担当している橋本彩女さんは、業務・店頭営業・融資と幅広い経験を積み重ねる中でお客様のニーズに合わせた提案力が身についたことにやりがいを感じるという話や、スキルアップを目指してFP1級を取得したいという目標などを語っていただきました。地域に貢献できる仕事をしたいという理由から常陽銀行を志望したという塙遥香さんは、お客様の悩みやニーズにうまく応えて「ありがとう」と言っていただけたときにやりがいを感じることや、相続業務や資産運用業務について勉強していることなどを語っていただきました。

その後の質疑応答では、仕事に対するモチベーションの持ち方、学生時代にやっておきたかったこと、印象に残っている仕事、金融業を志望することになった時期やきっかけ、職場の雰囲気、担当業務が変更となる頻度、地元企業に就職してよかったと感じる点、就職活動で心がけていたことなど、多彩な質問が出され、お二人から率直な説明をしていただきました。

入行時期の異なるお二人の先輩から、常陽銀行に就職した理由や、実際の業務内容についてのやりがいや苦労話、目標などを具体的に聞くことができた学生たちは、銀行での仕事に理解を深め、興味を感じたようです。

常陽銀行の人事制度について講義する秋山部長

講師として経験談を話す卒業生の橋本さんと塙さん