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経営学科の学生が日本と台湾のオンラインプロジェクトの成果発表をしました


常磐大学経営学科はじめ有志学生と、台湾の東海(トンハイ)大學の学生、愛知県の愛知淑徳大学グローバルコミュニケーション学部の学生が、「オンラインコミュニケーションプロジェクト―異文化で働く・異文化で生きる―」の成果発表を行いました。このプロジェクトはCOIL型教育を用いて、言語や文化の違いのある人たちとともに国内外で働くこと、そして生きることについて考える経営学科の平田准教授が他大学の教員と共同で行った授業外の活動の第1期にあたるものです。

COILとは、Collaborative Online International Learning、オンライン上で協働学習(グループワーク)をする新しい学びの形です。コロナ禍で直接海外の人と会って交流をすることが難しくなった中でも日本と台湾の違いを知りたいと願う学生たちに、文化の違いと、言語の異なる人と働くことについて考えてもらいました。

参加学生は1グループ4名構成3グループで、2021年の秋から、オンラインで話し合いを重ねて来ました。経済産業省が配信している日本人と日本語を母語としない外国籍社員の間で起こりうる職場のミスコミュニケーションに関する動画を分析し、「自分たちがその場にいたらどのように振舞うか」について話し合い、理解を深めてもらいました。

今回、常磐大学からは、経営学科の荒川留輝さん、神長桜輝さん、星克磨さん、そして人間科学部の留学生の洪崇軒さんと蕭名佑さんが参加しました。(蕭さんは、常磐大学に留学が決まっていたもののコロナ禍で日本に入国ができなかったという経緯から、台湾からの「逆」参加です。)

対面では一度もあったことのない人たちと、日々のアルバイトやお互いの学年歴の微妙なズレ、1時間とはいえ時差のある中、日本語を母語としないメンバーに配慮しつつ、習慣の違いからくる解釈の違いを話し合いで解消しつつ発表原稿を作る作業は、多くの忍耐と労力を要したようですが、どの学生も前向きに楽しんで取り組めたようです。

写真:12月18日のグループ3の発表場面。画面上部4名が発表者。画面中央が学生の作成した発表スライド。写真は左から 池田さん(愛知淑徳大学)、星さん(常磐大学)、尾上さん(愛知淑徳大学)、林さん(東海大學)。