3月25日に、「2021年度 ビジネス専門演習報告書」が完成しました。これは、経営学科3年生の授業である「ビジネス専門演習」の成果を冊子にまとめたもので、受講した学生たちの学びのプロセスと成果が掲載されています。

2021年度の「ビジネス専門演習」の内容は、以下の通りです。

経営・マネジメント分野は、コロナ禍の影響により昨年度は中止せざるをえなかった「ビジネスアイディアコンテスト」を再開しました。日立市に所在する（株）堀田電機製作所が開発した新製品「RAIZIN」（非常用LPガスエンジン発電装置）の拡売アイディアを12月の最終発表会に発表しました。

商業・マーケティング分野は、12回目となる水戸京成百貨店との産学連携プロジェクトを行いました。「お客様への来店動機につながり、物販につながるような企画」という課題に対してチーム別にイベントを企画し、さらに事前プロモーションにブログや動画サイトやtwitterなどのソーシャルメディアを活用し、2022年1月8日（土）・9日（日）に百貨店内で実際にイベントを行いました。

財務・会計分野は、まず2年次までに学んだ財務・会計の知識を改めて整理するために、春セメスターにおいて「ビジネス会計検定3級」の出題範囲になっている各テーマの問題に取り組みました。秋セメスターでは有価証券報告書提出会社を対象に業種別経営分析を行い、オンラインでの発表及び学生間での質疑応答を実施しました。

「ビジネス専門演習報告書」には、これらの学生たちの活動の様子と成果が記録されており、活動した学生たちに配付される予定です。また、経営学科に関心のある学外の方もご覧いただけます（ご希望の方は常磐大学アドミッションセンターまでご連絡ください）。