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「キャリア開発論」で常陽銀行の人事部担当部長および卒業生行員が講義しました


10月4日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行人事部担当部長兼ダイバーシティ推進室長の長山昌子氏をお招きし、「常陽銀行の概要と人事制度~求められる人材とは~」についてご講義していただきました。

「キャリア開発論」は、今年で13年目となる経営学科の必修科目であり、常陽銀行との産学連携協定に基づく連携講座です。地元企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。

企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、就職活動に臨む学生にとって貴重な科目として知られています。

この日は、長山担当部長から、会社概要、銀行業務、人事制度について詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、タイバーシティ推進の目標、男性の育児休職取得を促す施策、人事異動のタイミング、現在の組織風土、社内交流の状況、スキルアップの支援策、接客での留意点、休日講座の内容、多様な人材が活躍できる組織を作るための取組内容、採用したい人材像の変化など、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に説明していただきました。

翌週の10月11日には、常磐大学卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスなどを語っていただきました。

入行して2店目の店舗で資産運用提案業務を担当している小祝真由香さんは、お客様のニーズに合った商品のご提案ができた時にやりがいを感じるという話や、資産運用の勉強だけでなく相続関連業務や遺言信託などの知識を習得し、今以上に良い提案ができるようになりたいとの目標などを語っていただきました。地元の多くのお客様に貢献したいとの理由から常陽銀行を志望したという松田清楓さんは、オンラインとなった就職活動の体験談や、日々の業務と資格試験の勉強の両立に苦労した話、現在相続業務を先輩や上司の指導を受け、習得中であるとの話などを語っていただきました。

その後の質疑応答では、ストレスの解消方法、仕事上のトラブルの対処方法、印象に残っている先輩からのアドバイス、事前に取得しておいたほうが良いと感じた資格試験、これまで取得してきた中で難易度が高いと感じた資格試験、資格の勉強での工夫、資格試験の取得とキャリアとの関係、オンライン就活へのアドバイスなど、多彩な質問が出され、お二人から率直な説明をしていただきました。

入行時期の異なるお二人の先輩から、常陽銀行に就職した理由や、実際の業務内容についてのやりがいや苦労話、目標などを具体的に聞くことができた学生たちは、銀行での仕事に理解を深め、興味を感じたようです。

常陽銀行の人事制度について講義する長山担当部長

講師として経験談を話す卒業生の小祝さんと松田さん