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「キャリア開発論」でケーズホールディングスの執行役員および卒業生社員が講義しました


11月1日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ケーズホールディングス 管理本部副本部長兼人材開発部長・執行役員の藤枝隆之氏をお招きし、ご講義いただきました。

ケーズホールディングスは、家電量販店「ケーズデンキ」をグループで全国展開している大手小売企業です。この日は、家電業界の特徴、企業概要、人事制度、キャリアパス、求める人材像についてご説明いただきました。

その中で藤枝執行役員は、2017年には大手家電量販店で初めての「プラチナくるみん」(子育てサポート企業特例認定)、「えるぼし(第3段階)」(女性活躍推進企業認定)にW認定、また茨城県「女性が輝く優良企業」最高ランクに認定されたことや、従業員とお取引先を大切にすることがお客様を大切にすることになるという経営の考え方、複線型人事制度などについて具体的に説明されました。

講義後の質疑応答では、他社に負けない優位性、女性採用比率上昇への取り組み、男性育児休業を増やす工夫、社会への貢献、求められる専門知識の水準、チャレンジレポートの提案例、「がんばらない経営」のメリット、3つのコースで求められる能力と研修制度、目標が達成できない時のサポート、昇格に必要な年数、リモートワークの状況など、学生から様々な質問が出され、一つ一つ詳しくお答えいただきました。

翌週の11月8日には、常磐大学卒業生である社員2人が授業を担当していただきました。

店舗に勤務する入社2年目の岩橋真由さんは、地元でよく知っている会社であり従業員を大切にする経営を行っていることに魅力を感じたとの入社理由や、お客様から感謝の言葉をいただけるというやりがい、販売を担当する商品エリアを広げたいとの目標などを語っていただきました。

複数の店舗での勤務経験を経て、現在は人材開発部係長として勤務する入社10年目の佐藤昌耶さんは、「がんばらない経営」という経営方針について魅力を感じたことなどの入社理由や、店舗勤務時と現在の本社勤務での仕事内容とそのやりがい、将来のキャリアの目標などを語っていただきました。

その後の質疑応答では、地元企業に就職したいと考えた理由、面接での注意点、休暇とシフト制の関係、良さを実感する福利厚生制度、入社前のアルバイト勤務、消費者の変化への対応や工夫などの質問が出され、お二人から丁寧にお答えいただきました。

仕事へのやりがいや将来への目標などを語る二人の卒業生社員の姿に触れて、学生たちは、入社当初から手厚い教育サポートを受けられるなど、従業員を大切にする職場環境のなかで安心して働いていく重要さを学んだようです。

ケーズホールディングスの人事制度について講義する藤枝執行役員

仕事のやりがいや今後の目標を語る佐藤さんと岩橋さん