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「地域金融システム論」にて常陽史料館を訪問・見学しました


11月24日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」の履修者が常陽史料館を訪問・見学しました。

「地域金融システム論」は、地域金融の仕組みや機能、歴史や現状について学び、将来の地域金融について考えるための学科専攻科目であり、水戸信用金庫の寄付講座です。

この日は、茨城県の金融の歴史について深く学ぶために、校外学習として、水戸市備前町にある常陽史料館を訪問・見学しました。常陽史料館は、常陽銀行創立60周年を記念し、郷土の歴史や芸術文化、金融経済に関する資料を収集し、公開する目的で平成7年7月に創設されました。館内には、貨幣や銀行に関する資料を展示する「貨幣ギャラリー」のほか、郷土文化や金融に関する図書資料を公開する「史料ライブラリー」などがあります。

はじめに常陽史料館の綿引副館長より、貨幣の歴史、両替商の発達から銀行の誕生に至る経緯やその後の変遷、地域金融の合併の歴史、さらに現在の金利状況やご自身のご経験に基づく金融知識などについての講話を頂いた後、「貨幣ギャラリー」を見学させて頂きました。

見学後、学生が一番印象に残ったことでは、「住宅ローンが比較的他のものよりも金利が低いのは知っていましたが、実際にお話を聞いてこんなに低いのかと驚きました。」「住宅ローンの金利が1%を超えないことに驚き、実際に私たちが住宅ローンを組む際に気をつけることを教えてもらい将来に必ず役に立つ講義でした。」「貨幣の歴史や日本の金融が現在の金融システムに変化していった過程が印象に残りました。」「金融商品の過去のチラシでは車や家を買おうという国民が目指すべき目標のようなものが書かれていた。現在では車や持ち家を買うことが人生における良い目標という価値観が薄れている。こうした金融における価値観の移り変わりも面白い。」など、多様な感想があり、地域金融への関心をより一層深めることができた見学となりました。

綿引副館長の講話の様子

貨幣ギャラリーで金融の歴史などを学ぶ学生