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「ビジネス専門演習」のプロジェクトとして京成百貨店でイベントを実施しました


1月7日・8日に、経営学科の3年生以上の専攻科目である「ビジネス専門演習」(商業・マーケティング分野、担当:村中均教授)の履修学生達が、京成百貨店においてイベントを実施しました。これは、今回で13回目となる(株)水戸京成百貨店との産学連携プロジェクトで、「お客様への来店動機につながり、物販につながる企画」という課題のもと、学生達がイベントを考案し、当日はスタッフとして運営を行いました。

実施したイベントは全部で3つ。一つ目は、パーソナルカラーチェックを実施し、「自分に合う色」の冬用の洋服や小物を販売する「あなたの色は何色? Check Your Color」。二つ目は、ボール投げクイズやビジネスアイテムの着せ替えコーディネートを行い、ビジネスアイテムの販売を行う「ビジネス着せ替えコーデ ~いつもと違う私に会いに行こう~」。三つ目は、健康に関するおみくじを引いてもらい、健康に関連した商品の販売を行う「健康みくじ」。3つのイベントとも目標とする売上を上げることはできませんでしたが、2日間3つのイベントで1100人を超えるお客様に参加していただくことができました。どのイベントも、新型コロナウイルス感染予防の対策を十分とって、実施しました。

2月1日には京成百貨店において最終報告会を行いました。京成百貨店関係者の前で、イベントを行ったチームごとに、これまでの取り組みの内容について報告しました。関係者から「1日目の改善点を2日目に活かすことができていた」「今回の経験を就職活動や社会人になったときに是非活かしてほしい」「今年の反省を踏まえて来年もイベントを実施してもらいたい」というコメントをいただきました。

今年度も「物販」ということに重点を置き、接客講座の受講や、InstagramやTwitterや動画サイトのソーシャルメディアを利用した事前のプロモーション活動に取り組んできました。また、イベント当日は店内でのチラシ配布やSNSによる情報発信も行いました。

学生達からは「十分な準備ができておらず、また改善点をすぐに反映できなかった」「集客イベントと販売を連動させることが想像以上に難しかった」「今回の経験を踏まえて自信をもって就職活動に取り組みたい」というような感想を聞くことができました。学生達は、企業の方とプロジェクトを行い、また高く設定された目標に対する取組みにより、自信を深め社会人への意識も高まったようです。また、チームで取り組むことを通じてコミュニケーション力を高め、チーム内での役割やチームへの貢献の重要性について理解を深めたようです。

1月7日8日のイベントの様子

2月1日の最終報告会の様子

*イベント当日の様子について、1月12日の茨城新聞と1月17日の水戸経済新聞に記事として取り上げられています。