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経営学科の内定学生に就職活動のインタビューを行いました②税理士法人編


経営学科には、自分が志望する就職活動をやり遂げた学生が多くいます。

今回は、税理士法人コンパス・ロイヤーズに内定した青井 一晃さんと脇田麻子さんに、どのように就職活動を行ったのかなどについて、インタビューを行いました。
Q1.就職活動はいつ頃から取り組みましたか?
脇田さん:
本格的には、大学3年生の夏から取り組みました。大学3年生の夏休み期間に初めてインターンに参加しました。本格的に始めたのは夏からですが、インターンに参加する前から、自己分析・他己分析を行い、自分の進むべき進路を割り出すことやSPIの勉強を少しずつ始めていました。

青井さん:
3年生の9月に最初のインターンに参加しました。そこからインターンシップや合同説明会に少しずつ参加し、就職活動が本格的になったのは2月に入ってすぐ位からでした。
Q2.税理士法人を志望した理由は何ですか?
青井さん:
経営学科の「簿記原理」という授業を1年次に学んでいて楽しいなって思ったからです。そして、1年次に日商簿記検定の3級と2級を取得してから、少しずつ税理士法人に興味を持ち始めました。
決定的になったのは、2年生の時にコンパス・ロイヤーズの代表である井野代表のお話を聞く講義があり、目指してみたいなと思うようになりました。

脇田さん:
もともと税金を扱う仕事に興味を持っていたからです。納税は国民の義務ですが、その税金が何に使われているのか、また税金にはどのような種類があるのか、細かいところまでは分かりません。しかし、支払うからにはそのお金がどのようなことに使われているのか、いつ支払うのかについて詳しく知りたいと思ったことがきっかけでした。そこから税金に関して興味を持ち、実際に税金を取り扱う仕事をして学んでいきたいと思い、税理士法人を志望しました。
また、私は大学時代に日商簿記検定の勉強をし、日商簿記検定の3級と2級を取得することができました。取得した資格を活かしたいという気持ちと、勉強した簿記の知識を活かせる税理士という仕事に興味が湧き、実際にその現場で働きながら税務の仕事を勉強していきたいと思いました。そこから税理士法人への就職の志望が強くなりました。
Q3.採用試験にはどのような対策を行いましたか?
青井さん:
オンラインを中心に面接対策やグループディスカッションの対策を行いました。面接に関しては、自己PRや志望動機といった核となる部分はしっかりまとめ、他の質問は臨機応変に対応するといった形をとりました。グループディスカッションでは、何回か参加させていただいたので、その都度違う役職を体験して、本番ではどのような役職が良いか、考えながら行いました。また、多くの意見が飛び交うのでしっかりと相手の話を聞くこと、リアクションを大きく取ることを意識しました。

脇田さん:
採用試験ではないですが、インターンシップを申し込む際、代表との面談がありました。この面談はとても重要だと思い、経営に対する代表の考え方を事前にしっかり勉強して臨みました。そのお陰で、代表の質問に対して、焦らず余裕を持って自分らしい回答をすることができました。
Q4.大学時代の学びや経験で、就職活動に役に立ったことはありますか?
脇田さん:
まず、大学時代の学びで就職活動に役立ったことは、「能力開発演習」で学んだ、ビジネスメールの書き方や正しい敬語の使い方、話し方などです。就職活動をするにあたって、企業との基本的な連絡手段はメールのため、正しいメールの書き方や敬語の使い方を学んでおいたおかげで相手の方に失礼を働くことなく会話ができたと思います。また、話し方については、質問された内容に対しての答え方や質問の仕方などを学んでおいたおかげで企業の方と自然なコミュニケーションを取れたと思います。
また、大学のゼミナールで行なった「日米欧のチョコレート企業における海外展開の比較」についての研究発表が就職活動に役立ったと思います。この研究は大学の文化祭での発表のために行なったのですが、準備段階でゼミナールの人たちと協力してお互いに意見を出したり、話し合ったりして研究内容を決めた経験や一つの研究を一緒に完成させたという経験が私自身にとてもプラスになりました。この時の経験をインターン先でのグループディズカッションでうまく活かせたのではないかと思います。
また、先ほども話しましたが、私は大学時代に簿記検定の勉強をしていました。そのきっかけとなったのが、大学の授業での簿記の授業です。経営学科では簿記の講義が必修となっています。その講義を受けてから簿記について興味を持ち、資格取得から現在の税理士法人への就職へつながっていったと思います。
大学時代の経験で就職活動に役立ったことは、アルバイト経験、多くの人との交流などです。アルバイトに関しては、私は自己PRの一つとして使っていました。アルバイトの経験から学んだことや得たことを自己PRを話す際に混ぜながら話し、自分にとってプラスになったエピソードとして役立ちました。また、多くの人との交流に関しては、インターンシップ等でのグループディズカッションの際に役立ちました。大学に入ってから、授業やゼミナールなどで多くの人と交流する機会があり、そこで多様な人と話すことで自分とは違う考え方や見方をしている人だったり、違う性格の人だったりと関わることができました。そのおかげで自分の考えの幅が広がったり、コミュニケーション能力が高くなったと思います。そのおかげで、インターンシップ等でのグループディスカッションで、多様な考えを持つことや同じチームの人と良いコミュニケーションを取ることができたと思います。

青井さん:
自分は募金活動を行っていて人前に立つ機会があり、他の人より物おじしなかったというのは役に立ちました。大学の授業では、メールの確認や履歴書の書き方などを教えてくださる「能力開発演習」という授業があり、就職活動を行う上で基本となる能力を身につけられたかなと思います。特にメールのやり取りは、生まれてからほとんどやったことがなかったので、自分の中で大きな助けになりました。
Q5.面接で、回答に窮した質問はありましたか?
青井さん:
「10年後、20年後の自分はどうなっていますか」という質問です。面接はどちらかというと過去のことを聞かれることが多いので、少し先の未来のことを聞かれたときはイメージが湧きにくく、答えるのが難しかったですが、少し考えて回答しました。

脇田さん:
回答に窮した質問や変わった質問は特にありませんでした。しかし、大学3年生の夏に始めて参加したインターンで、自己紹介の一環で自分の名前、大学名を言った後に、最近の個人的なニュースについて話す機会がありました。時事的なニュースについてはあらかじめ考えていたのですが、私個人のニュースについてだったので、初めてのインターンということもあり、少し焦りました。
Q6.就職活動をやり終えて感じたことはありますか?
脇田さん:
就職活動を行うことで新たな自分について知ることができたと思います。自己分析や他己分析を行うことで、自分の本当にやりたいことや自分自身では知らなかった自分のことについて知り、自身と向き合うことができたと思います。

青井さん:
様々な業種、職種の方と触れ合うことができ、視野が広がったなと思いました。同じ業種であっても会社ごとにしっかりとした考え方があり、自分も選択する上で自分自身を見つめなおす時間が多くなり、将来を考える上で有意義な時間だったと思います。
Q7.就職活動に望む後輩にアドバイスをください。
青井さん:
不安もたくさんあると思いますが、自分に自信をもって就職活動に臨めば良い結果が生まれると思います。インターンシップや合同説明会に参加することが多くなり、様々な企業の方と触れ合う機会が多くなると思いますが、こういった機会は滅多にないので貴重な体験として頑張ってほしいです。応援しています。

脇田さん:
自分の将来のなりたい姿を見据えながら活動してもらいたいです。自分自身がやりたいこととしっかり向き合って悔いが残らないような就職活動をしてください。