グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


経営学科ニュース

ホーム > 経営学科ニュース > 新しい経営学科長からのメッセージ

新しい経営学科長からのメッセージ


経営学科の全学生の皆さん
2023年4月より経営学科長に就任した菅田浩一郎です。私は日頃、国際経営論を専門領域としていますが、今日は常磐大学の経営学科長として、皆さんへの応援メッセージをお伝えしたいと思います。お届けしたいメッセージは大きく分けて三つあります。

まず皆さんには経営学というとても面白い学問分野を素材として「自ら学ぶ」方法を身に着けて頂きたいと思います。すなわち皆さんお一人お一人がご自身の好奇心に基づき、経営学で扱うあらゆる事柄について「それは何なのだろうか、なぜそうなるのだろうか」と自ら問いを立て、調べ、考え、また考えたことについて他の人々と意見交換してみる、ということを繰り返して頂きたいのです。そして、こうした学びを深めていくためには是非、良書と呼ばれるような本をたくさん読んで頂きたいです。経営学は企業を含む組織の在り方やその運営、戦略や競争、数値で組織をとらえる財務や会計に至るまで、世の中の組織や仕事に関するあらゆることを学ぶ学問です。そして経営学は経済学や社会学、政治学や心理学など、いろいろな学問分野と関連を持つ社会科学の一領域でもあります。したがって、皆さんには在学中に是非ともいろいろな分野に関する良書をたくさん読んで欲しいと思います。多読する時間的な余裕を持てるということは、大学生の特権でもあります。

二つ目に皆さんには是非とも常磐大学在学中に良き仲間を作り、友情を育み、その絆を大切に育てて欲しいと思います。これは経営学科の学生に限ったことではありませんが、縁あって常磐大学で出会った皆さん同士、学生時代だからこそできることなのです。そのために常磐大学では各種部活動やサークル活動など様々な場が用意されていますし、経営学科では2年生秋セメスターから必修のゼミナールは最良の共同体といえます。是非、前のめりの姿勢で打ち込んでみてください。また皆さんのお祭りである「ときわ祭」にも経営学科の皆で積極的に参加し、その場を活用して大いに盛り上がって頂きたいです。こうした活動経験や、それを通じて得た大学時代の友情と思い出は一生の宝となるからです。

三つ目に申し上げたいのは、皆さんには学生時代だからこそ、海外に目を向けて欲しいということです。常磐大学は地域に愛される大学を目指していますし、皆さんの中には生まれ育った地域に愛着をもっている方も多いと思います。そうであるからこそ、学生時代に視野を広げ、世界の中の地域(茨城)、地域(茨城)から世界への発信ということを意識してもらいたいと思います。経営学科における学びに引き付けて言えば、国際情勢や日系企業の海外展開、あるいは外国企業の動向、外国の歴史や文化に関心をもつこと、海外研修や留学を通じて海外で学ぶ機会を活かすこと、いろいろな方法がありますから、様々な機会を活かしてご自身の視野を国際的に広げてもらいたいです。
最後に皆さんがこれらのメッセージの内容を実行しようとするにあたり、私たち経営学科の教員は惜しみなく皆さんをサポートしていくことをお約束いたします。どうかそのことを心に留めて頂き、充実した学生生活を送ってください。そして常磐大学と経営学科に愛着と誇りを持ちましょう。さらに卒業してからも地域の大切なプラットフォームとして母校である常磐大学を盛り立てて頂き、次の世代につないでいって頂きたいのです。繰り返しになりますが、どうぞ常磐大学の学生であること、経営学科の学生であることを誇りとして、充実した大学生活を過ごしてください。 

2023年4月  常磐大学 総合政策学部 経営学科長 菅田浩一郎