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「キャリア開発論」で常陽銀行の人事部担当部長および卒業生行員が講義しました


10月3日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行人事部担当部長兼ダイバーシティ推進室長の土井宣弘氏をお招きし、「常陽銀行の概要と人事制度~求められる人材とは~」についてご講義していただきました。

「キャリア開発論」は、今年で14年目となる経営学科の必修科目であり、常陽銀行との産学連携協定に基づく連携講座です。地元企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。

企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、就職活動に臨む学生にとって貴重な科目として知られています。

この日は、土井担当部長から、会社概要、銀行業務、人事制度について詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、行員の平均勤続年数や平均残業時間、コースごとの人数、新人研修の内容や期間、大卒時に身に着けておくべき力、行員の育児休職利用者数、銀行が行う経営サポート業務の内容、海外事務所での業務内容など、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に説明していただきました。

翌週の10月10日には、常磐大学卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスなどを語っていただきました。

入行して2店目の店舗で資産運用提案業務を担当している松本瑠衣さんは、お客様のニーズに沿って提案した商品が成約できた時にやりがいを感じるという話や、高齢社会へ対応するため相続関連業務や遺言信託などの知識を深めていきたいとの目標などを語っていただきました。地域貢献とともに多くのお客様と接することで成長できるとの理由から常陽銀行を志望したという鈴木けいとさんからは、オンラインとなった就職活動の体験談や、担当の商品だけでなく担当外の商品の知識も理解しておく必要があることに苦労した話、相続や遺言信託について勉強中であることなどを語っていただきました。

その後の質疑応答では、担当しているお客様の数、渉外活動の頻度・苦労したこと、企業選びで重視した点、就職活動時の自己分析の経験、お客様のニーズを把握するために気をつけていること、成長できたと実感すること、入行前後での銀行に対する印象の変化、残業時間の時期による増減、一日の勉強時間、有給休暇の取得状況、職場の雰囲気、地域貢献を実感する仕事、金融業に向いている人の特徴など、多彩な質問が出され、お二人から率直な説明をしていただきました。

入行時期の異なるお二人の先輩から、常陽銀行に就職した理由や、実際の業務内容についてのやりがいや苦労話、目標などを具体的に聞くことができた学生たちは、銀行での仕事に理解を深め、興味を感じたようです。

常陽銀行の人事制度について講義する土井担当部長

講師として経験談を話す卒業生の松本さんと鈴木さん