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「キャリア開発論」でケーズホールディングスの執行役員および卒業生社員が講義しました


10月31日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ケーズホールディングス 執行役員・管理本部人材開発部部長代理の佐藤京子氏をお招きし、ご講義いただきました。

ケーズホールディングスは、家電量販店「ケーズデンキ」をグループで全国展開している大手小売企業です。この日は、家電業界の特徴、企業概要、人事制度、キャリアパス、求める人材像についてご説明いただきました。

その中で佐藤執行役員は、「プラチナくるみん」、「えるぼし(★★★)」、「健康経営優良法人」、「エコマーク」(家電量販店初)に認定されたことや、従業員とお取引先を大切にすることがお客様を大切にすることになるという経営の考え方、複線型人事制度、キャリアパスなどについて、具体的に説明されました。

講義後の質疑応答では、女性管理職の割合、復職支援の取り組み、研修の内容、繁忙期におけるインターバル制度、入社後のコース変更、有給休暇の取得状況、販売業務以外の業務、役職上の役割の決め方、チームワークによる組織貢献、活躍している人の共通点、部下がついてくる上司になるための注意点、長期的成長のための取り組み、リサイクルの取り組みなど、学生から様々な質問が出され、一つ一つ詳しくお答えいただきました。

翌週の11月7日には、常磐大学卒業生である社員2人が授業を担当していただきました。

店舗に勤務する入社1年目の宇留鷲美月さんは、採用面接での印象がよく従業員を大切にする経営を行っていることに魅力を感じたとの入社理由や、コーチャーの先輩社員に相談できることで安心してはたけていることや、商品知識を増やしてお客様に合った提案力を身につけたいとの目標などを語っていただきました。

複数の店舗での勤務経験を経て、現在は人材開発部係長として勤務する入社11年目の佐藤昌耶さんは、「がんばらない経営」という経営方針について魅力を感じたことなどの入社理由や、店舗勤務時と現在の本社勤務での仕事内容とそのやりがい、将来のキャリアの目標などを語っていただきました。

その後の質疑応答では、入社してわかったこと・良かったと感じたこと、接客で苦労したこと、失敗した経験、オンとオフのメリハリ、長く勤務している要因、異動で大変だったこと、配属エリアの希望、他店との差別化への心がけ、商品の配置の覚え方、最も大切な業務などの質問が出され、お二人から丁寧にお答えいただきました。

仕事へのやりがいや将来への目標などを語る二人の卒業生社員の姿に触れて、学生たちは、入社当初から手厚い教育サポートを受けられるなど、従業員を大切にする職場環境のなかで安心して働いていく重要さを学んだようです。

ケーズホールディングスの人事制度について講義する佐藤執行役員

入社から現在までに担当業務などを語る佐藤さんと宇留鷲さん