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「キャリア開発論」でカスミの人事管理マネジャーおよび卒業生社員2名が講義しました


2024年1月9日(火)・16日(火)に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて、株式会社カスミの方々をお迎えし、講義していただきました。カスミは、茨城県・千葉県・埼玉県を中心に195店舗(2023年12月末時点)のスーパーマーケットを展開している県内の有力企業です。

1月9日には、人事戦略部人事管理マネジャーの箱田直美さんにご講義していただきました。箱田マネジャーは、企業概要、業務内容、新たな取組、キャリアパス、求める人物像などについて説明していただきました。

その中で箱田マネジャーは、「自分を知り、相手を知ろうとすることが大切。そして、時代や社会変化に対応できる柔軟さ、行動結果への責任、自分に関わる人や物に対する誠実さを持つ人が求められる。」と語り、まずは自分のことをよく理解することの重要性を説明されました。

その後の質疑応答では、チーフになるための条件や対象、人事評価の項目、トレーニングスクールの内容と期間、一日のスケジュール、カスミで働くやりがい、代替肉への取り組み、売上高1位店舗となった際の工夫、キャッシュレス店舗導入の理由、店長が決裁できる範囲など多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

翌週の1月16日には、常磐大学卒業生の二人の社員にキャリアについての経験談を、人事戦略部の松本彩花さんの進行の下で講義していただきました。

入社6年目で、複数の店舗勤務を経て現在人事戦略部で勤務している蛭田莉羅さんは、ライフステージの変化でも復職しやすいとの理由で入社を決めたことや、店舗ではお客様から名前を覚えていただいたり対応をよく見てくださっていることにやりがいを感じていることなどを語っていただきました。

入社7年目で、現在ベーカリー部門チーフとして勤務している齋藤拓哉さんは、自分の立てた仮説をもとにお客様とのWin-Winな関係を創りがんばった分だけ数字がついてくるというやりがいや、失敗経験から学んだ他部門との協力の大切さなどについて語っていただきました。

その後の質疑応答では、一日のスケジュール作成の考え方、店舗異動のタイミング、他部門とのやり取りでの心構え、自分の強みの活かされ方、本社と店舗の働きの違い、スーパーで働くやりがいを感じる時期、入社前後のギャップ、売上が上がった取り組みの経緯、就職活動での努力や開始時期など多くの質問が出され、お二人から詳しく回答をしていただきました。

異なるキャリアの二人の社員の経験談を聞いた学生たちは、スーパーマーケットという身近な企業でも多様な部門や職場があり、生活に密着する商品を手掛け、自分で創意工夫してお客様のニーズに応える仕事の意義とやりがいを学んだようです。

カスミの人事制度について講義する箱田マネジャー

カスミでの仕事ややりがいを語る蛭田さんと齋藤さんと、進行役の松本さん