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経営学の魅力ってなんですか①-菅田浩一郎教授(経営・マネジメント)にききました


高校生の方にはなじみのない方も多い「経営学」の魅力について、経営学科の先生に語ってもらう「経営学の魅力って何ですか」シリーズ、第1弾は経営・マネジメント分野の「国際経営論」、「ビジネス専門演習」を担当する菅田浩一郎教授です。

菅田先生は子ども時代を冷戦期の西ドイツで過ごした帰国子女で、慶應義塾大学法学部卒業後はソニー株式会社に22年間勤務し、2015年に常磐大学に着任しました。ビジネスマンとしての長い経験を持つ研究者である菅田先生に、自身の研究、経営学との出会い、経営学の魅力について聞きました。

強烈な技術力で世界中を相手にする中小企業

🎤 まず、先生の研究について教えてください。
日立地域の金属加工の中小企業の中には、日立製作所との取引で鍛え上げられた強烈な技術力でもって欧米の世界的な大企業と対等に取引をする企業も出てきています。こうした企業の存在を例にとりつつ、私の研究では国際経営論の中で中小企業の在り方を理論的に位置付ける試みに乗り出しています。

ソニーでの実務の中で知った経営学の意味

🎤 大学では政治学を専攻されていましたが、経営学との出会いについて教えてください。
ソニーに入社して最初は本社の国際企画部でマクロ政治経済情勢の分析・調査に従事していました。その頃、MBAに留学していた先輩が帰ってきて、様々な経営学の理論について教えてくれたんですね。そこで経営戦略論に出会って、自分の日頃の仕事の進め方をきちんと整理できる、頭の中を整理して仕事を進めやすくする、経営学はそういう存在だと感じました。

人を活かすことが自分の生き甲斐にもなる

🎤 経営学の魅力はどういうところでしょうか。
大卒新入社員として入社する際に、経営的な知識を持った上で仕事を始めると、自分を組織の中でどう位置付けるか、そして組織のスタッフとしてどう動かなければいけないのか、という発想が持てると思います。全体を俯瞰できる、仕事の仕組みを知ったうえで動けるというのは強みになるでしょう。

また、マネジメントを実践することは面白いと思います。組織と命令系統があるという構造の中で、いかにして一人一人が生き生きとして働いて成果を出すか、それを組織全体の成果としてつなげていくか、ということを中長期的な観点を持ちながら実践していく。これは人を活かすことにもなりますし、それが自分の生き甲斐にもなります。

菅田先生は「国際ビジネス論」「ビジネス専門演習」「中小企業経営論」「国際経営論」などの科目を担当しています。オープンキャンパスで模擬授業も担当予定です

ぜひ、直接、話しに来てください。