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「キャリア開発論」でケーズホールディングスの執行役員および卒業生社員が講義しました


10月29日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ケーズホールディングス 執行役員・管理本部人材開発部部長代理の佐藤京子氏をお招きし、ご講義いただきました。

ケーズホールディングスは、家電量販店「ケーズデンキ」をグループで全国展開している大手小売企業です。この日は、家電業界の特徴、企業概要、人事制度、キャリアパス、求める人材像についてご説明いただきました。

その中で佐藤執行役員は、「プラチナくるみん」、「えるぼし(★★★)」、「健康経営優良法人」、「エコマーク」(家電量販店初)に認定されたことや、従業員とお取引先を大切にすることがお客様を大切にすることになるという経営の考え方、複線型人事制度、キャリアパスなどについて、具体的に説明されました。

講義後の質疑応答では、新入社員における人事評価の内容、男性育児休業の利用増加への取り組み、傾聴力向上の研修内容、顧客ニーズの把握の方法、大型店と小型店の違い、店舗間の連携の取り組み、社員とのコミュニケーションの取り方、働く環境向上への次の目標、今後の成長戦略、新製品を安く販売できる理由、オンライン販売の工夫、商品トレンドの変化への対応、商品知識の学び方、物流の効率化への取り組みなど、学生から様々な質問が出され、一つ一つ詳しくお答えいただきました。

翌週の11月5日には、常磐大学卒業生である社員2人が授業を担当していただきました。

入社1年目の元尾亮介さんは、従業員を大切にする経営に魅力を感じて入社を決めたことや、コーチャー制度によりすぐに上司に相談できること、接客においてわかりやすく的確な説明を心がけていることなどを語ってくださいました。

入社4年目の岩橋真由さんは、今年度から副主任に昇格して役割も広がり、ますますやりがいを持って仕事ができていることや、販売イベントにおいて表彰され成長を実感できていること、苦手分野をなくす努力を行っていることなどを語ってくださいました。

また、進行役として人材開発部係長の佐藤昌耶さんも一緒に登壇しました。

その後の質疑応答では、入社前後でのギャップ、採用面接で意識していたこと、これから学んでいきたいこと、おすすめできる商品、商品知識を学ぶ方法、これまで身に付けることができたスキル、専門用語を使わない商品提案の工夫、難しい顧客への対応の仕方などの質問が出され、お二人から丁寧にお答えいただきました。

ケーズホールディングスの人事制度について講義する
佐藤執行役員

現在の仕事内容などを語る
岩橋さん、元尾さんと、進行役の佐藤係長