「キャリア開発論」で山新の総務部主任および卒業生社員が講義しました | 経営学科ニュース

2025年10月23日（木）に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社山新総務部主任の早田恵美氏をお招きし、山新の事業内容、組織編制、人事制度などについてご講義していただきました。

株式会社山新は、茨城県を中心にホームセンターなどの「住」に関する事業を展開する、創業156年を迎える歴史ある企業です。早田主任は、「急成長より継続性」「全国制覇より地域密着」「大きい会社よりいい会社」という山新の経営の信念と、一般社員から部長までの役職制度や様々な研修制度などに基づくキャリア形成の仕組みや、「熱」「真」「情」を持ち地元の「住まいと暮らし」に役立ちたい人という求める人物像などについて解説してくださいました。

講義後の質疑応答では、仕事をする上で大切にしていること、会社の理念が現れるところはどこか、展開地域を拡大する予定はあるか、研修の具体的内容、残業が少ない理由、顧客の要望をどうやって集めているか、DXへの取り組み、学生のうちにやっておいたほうが良いことなどについて多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答してくださいました。

山新の人事制度について説明する早田主任

入社1年目の経験を語る南さんと、進行役の大澤さん

第2週の11月6日（木）、総務部に勤務する大澤咲絵さんの進行のもとで、入社1年目でグランステージ水戸ホームセンターに勤務する南孝樹さんが経験談を語る形で授業が行われました。お二人とも常磐大学の経営学科の卒業生です。南さんは、山新の考え方がご自身の希望する小売業の企業像に合致していたという入社理由や、お客様に納得・理解していただける接客ができるようになりたいという目標などを語ってくださいました。

講義後の質疑応答では、インターンシップで意識していたこと、地元での就職を考えた理由、配属の希望が通るか、どんな資格を持っていると役立つか、就活中に他社と違うと感じたこと、キャリアアップの流れはどんなものか、仕事で面白いと感じることは何か、大学の学びで仕事に役立つと思ったものは何かなどの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。