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「キャリア開発論」で伊勢甚本社の取締役管理部長および社員2名が講義しました


2025年11月13日(木)・20日(木)に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて、株式会社伊勢甚本社の方々をお迎えし、講義していただきました。伊勢甚本社は、江戸時代に創業され301年の歴史をもつ会社で、呉服商から百貨店、スーパーマーケットのチェーン展開を経て、現在はホテル事業や不動産事業を中心に展開している茨城県内の有力企業です。

伊勢甚本社の人事制度について講義する田山取締役

11月13日には、取締役管理部長の田山安彦氏にご講義していただきました。田山部長は、企業理念、企業概要、強みと特徴、事業形態、キャリア開発の意義、今とこれからの環境変化の予測、これからの時代のキャリアキーポイント、人事制度とコース別採用、複線型人事制度、教育制度、キャリアパス、求める人材像などについて説明していただきました。

その中で田山部長は、「人口減少とAIの急速な発展と高度化が進行する中で、ヒトには(人材)、想像力、おもてなし力、管理力が求められてくる。」と語り、これからの時代のキャリア開発において、自ら考え、自ら進んで作り上げること、考える力を身につけることが価値ある人財になるキーポイントであると強調されました。

その後の質疑応答では、ホテル業界においてAIを活用した際のプラスの影響、業界で働いている人の共通点、自己啓発はどのようなものが行われているか、伊勢甚本社ならではの魅力、人材価値としての創造力をどのようにはぐくむかなど多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。
翌週の11月20日には、伊勢甚本社が運営する水戸プラザホテルに勤務する二人の社員にキャリアについての経験談を講義していただきました。

現在水戸プラザホテルの企画マーケティング室の支配人として勤務している佐藤弘和さんは、ウェディングプランナーとしてだけでなく支配人として感じてきたこれまでの社会人生活での学びや、自分の頭に頼らず貪欲に情報収集し積極的に行動することの大切さといった学生に向けたアドバイスなどについて語ってくださいました。

水戸プラザホテルの宿泊グループに勤務している安川みずきさんは、茨城県で1番といわれるホテルであることに加え総合職として将来の可能性を広げられる環境があると感じたという入社の理由や、難易度が高い予約を成功させることができたことの達成感や、語学力や接客力を向上させたいといった目標などについて語ってくださいました。

水戸プラザホテルでの仕事ややりがいなどを語る佐藤さんと安川さん

その後の質疑応答ではウェディングの営業業務で大切なこと、就活を続けるためのモチベーション、業務をしているときに言われて嬉しかったこと、就活を進める際の軸はどんなものだったかなどの質問があがり、お二人から詳しく回答をいただきました。