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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年4月17日

「常磐大学第4回ビジネスアイデアコンテスト」の説明会を開催

4月17日に、経営学科で実施する「第4回常磐大学ビジネスアイデアコンテスト」の説明会を開催しました。

このコンテストは、3年生の必修科目である「ビジネス専門演習」(経営・マネジメント分野)(担当者:村山元理教授、長谷川幸一教授、菅田浩一郎准教授)の授業において、ビジネスに関わるアイデアを自分たちで考案し、専門家に評価してもらうという経験の場(ステージ)を提供することで将来起業家となりうる若年層の裾野を拡大することを目的として、公益財団法人 茨城県中小企業振興公社との協力を得て実施するものです。

なお茨城県中小企業振興公社と常磐大学は、これまでのビジネスアイデアコンテストでの協力関係をさらに発展させるなどのために、3月26日に連携協力協定を締結しました。(2019年3月26日 経営学科ニュース 参照)

4年目となる今年度のビジネスアイデアコンテストは、日本一の納豆職人・納豆研究家として数々の受賞歴を誇る有限会社菊水食品(代表取締役社長:菊池啓司氏,日立市)様の協力を得て実施します。

説明会のこの日、12月の予定されている最終発表会の審査員のうち茨城県中小企業振興公社常務理事の助川和明様、同よろず支援拠点チーフコーディネーターの宮田貞夫様、コーディネーターの林綾子様、日本政策金融公庫水戸支店支店長兼国民生活事業統括の梅沢光一様にご出席いただき、ご挨拶と激励をいただきました。なお茨城新聞社の審査員の方はご欠席されました。このほか菊池社長と奥様もご出席されました。
菊池社長からは、納豆に関する製造方法について、映像を交えて詳しくご説明いただきました。さらに菊池社長の奥様の計子様からは、店舗の所在・これまでの販売の企画・SNS等についてご説明いただきました。

その後、納豆の試食も行われました。香りもきつくなく大豆本来の味を出している高品質納豆をタレなしでも賞味できることが分かり、参加者に驚きが広がりました。

この日、菊水食品の菊池社長からは、ビジネスアイデアコンテストの課題として、以下の4つが提示されました。

  1. 若年層(10代、20代)向けの新しいタイプの納豆商品
  2. 若年層を開拓するためのマーケティング方法
  3. 県民に納豆を再認識してもらう方法
  4. 当社のファンを作る購入型クラウドファンディングの内容

今後、学生たちは4チームに分かれてアイデアを作成し、6月の社長・宮田様からのブラシュアップ、10月の中間発表会を経て、12月に最終案を発表します。最終発表会では、菊池社長のほか、茨城県中小企業振興公社、日本政策金融公庫水戸支店、茨城新聞社の関係者から成る審査員によって審査される予定です。

審査委員のご紹介

審査委員のご紹介

菊池社長と奥様

菊池社長と奥様

納豆について熱く語る菊池様

納豆について熱く語る菊池様

農林水産大臣賞ほか数々の栄誉

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