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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年11月15日

オープンカレッジ特別講座・常磐大学「起業セミナー」の開催

11月15日6時限に、『オープンカレッジ特別講座・常磐大学「起業セミナー:アントレプレナーシップを磨く」』(常磐大学地域連携センター主催)が開催され、主に経営学科3年生の学生たちが参加しました。司会は経営学科長の村山元理教授が担当し、アントプレナーシップとは何かについて簡単に話しました。

講演の部では、事業承継型起業に焦点をあて、日立市に本社を置く有限会社菊水食品代表取締役であり納豆研究家・納豆職人の菊池啓司様からお話をいただきました。

「起業家魂を問う」という副題で行われた講演の中で、菊池社長は、40年前に異業種から家業を継承し、試行錯誤の中独学で独自の納豆作りに取り組み、30種類の製造方法を見出したとのことです。また、バブル崩壊、東日本大震災、風評被害のもと、倒産の危機を乗り越えて、常に新たな商品作りに挑戦してこられたことも話されました。

菊池社長は、経営学科の「ビジネス専門演習」(経営・マネジメント分野)で取り組んでいる常磐大学ビジネスアイデアコンテストの今年度の協力企業の社長です( 4月17日の経営学科ニュース 参照、10月16日の経営学科ニュース 参照)。学生たちは、夏休み中にも菊水食品を訪問して菊池社長にインタビューを行っています。

今回、日本一の納豆職人としてNHKなどで放映された映像やご自身の体験を交えながら、菊池社長の起業家的人生の一端をお聞きし、参加した経営学科の学生たちは起業についての理解を深めることができました。

この日のために用意された映像資料をもとに熱弁する菊池社長

この日のために用意された映像資料をもとに熱弁する菊池社長

参加者で記念撮影、一番右に菊池計子様(社長の奥様)

参加者で記念撮影、一番右に菊池計子様(社長の奥様)