大学往来 

■大学往来インデックス


2001/01/14(日)メールで失礼?・Viewer

今年は年賀状を出さなかった。電子メールで返信できる方には電子メールで。しかし、電子メールだとちょっとまずい(なぜまずいかは私も説明できないが、「電話で失礼します」といった感覚だろうか。あるいは社会的な「衡平理論」。)メールアドレスのわからない方には「寒中お見舞い」を書いている。来年からはできればメールで、とお願いしたいと思っている。しかし、年賀ハガキとメールで二系統になるのでかえって手数をかけることになるのかもしれない。

CD-R/RWを買ったこともあり、デジタル写真の整理用のソフトをいくつか試用してみた。なにかviewerを持っているヒトにはファイルだけ渡せばよいのであるが、写真をCDでプレゼントする場合にはWebページの形がいいかなあと思い、インデックスプリント機能を調べてみた。インデックスプリントとファイル本体をHTMLで書き出す(Webページをつくる)機能である。MacではPhotonickというフリーソフトが便利だった。定番のGraphicConverterはインデックスから画像を選択したときに画像が撮影時のサイズで表示されるので大きなファイルだと全体を見るにはちょっと不便。HTML書き出し機能はないが、FujifilmのExifViewerがスピードも速く、表示サイズも自動的に調節してくれるのでこれが快適であった。WindowsではACDSeeが動作が軽快で使い易い。しかし、インデックスプリントのHTML書き出しでは表示サイズを自動的に調節してくれないのでGraphicConverterと同じ点でやや不便。

ちょっと寒いときに。水一カップにショウガ(ひとかけほど)をすりおろすか、スライスしてすこし煮立てる。(黒)砂糖を適当な量をいれてよくかきまぜる。これを冷やしたのを「ひやし・あめゆ」といって私の故郷では夏の子供の飲み物だったのであるが、このように熱くしたものもこの季節には体が温まってうまい。ホットのまったく同じものが香港の中華料理店でカニを食べるときに一緒に出されるようだ。カニは体を「冷やす」ものと考えられていて、一緒に飲んで体を温めるため、ということらしい。


2001/01/11(木)定期試験・学期の終わり

午前中、知覚心理学特講の秋セメスター定期試験。受講者52名で欠席2名だった。あわせて授業「評価」アンケートを実施した。今回も「評価」用紙はK学部のものを借用した。結果はまとまりしだい公表します。なお、評価に「」をつけているのは、以前に書いたように、現在のアンケート項目は本来の評価というよりは、「感想」や「感じ」を聞いているものであると考えるようになったからである。

k学部で開始された授業「評価」であるが、今年は実施されていない先生や科目があるようだ。k学部では事務方が回収や集計を行っていたと聞いているが、他の仕事もあるのでその作業負担はどうもかなりのものだったようだ。このような人的資源の制約で継続できなくなったのかもしれない。あるいは時間や労力にみあった「成果」が得られないということなのかもしれないし、「フェアープレイは時期尚早」ということかもしれない。他の学部のことなので事情はよくわからない。

しかし、ともかく、統計的に考えればなにも全数調査をする必要はないので、サンプリングの工夫をして授業「評価」やクレーム情報は把握しておく必要があるのではないかと思う。

つづいて卒論は手直し・追加・書き直しの指示と、レジメの書き直し。ゼミは卒論テーマについての最後の発表2名。Nさんのは具体的に展開できそうな段階。卒論の準備については、「春休み」にもう一度ゼミでテーマ発表の時間をつくることに。

非常勤の先生方と顔見知りになって、いろいろ話すようになるきっかけはパソコンやインターネットの話題であることが多い。「専門」についてゆとりをもって話を伺うという機会はなかなかもてないのだが、パソコン関係はかっこうの共通の話題である。O先生はギリシャ語や英語やそれこそ多言語対応を必要とされていて、いろいろその話を伺ったのである。

非常勤で英語を教えて来られたO先生は今日で本学では最後の授業ということだ。パソコン関係の「相談」のお礼にということでおみやげに手作りのアーモンド・タルトをいただいた。まえにもバジルソースをいただいたり、実質的な解決の相談もできないのに、恐縮しているのだが、O先生のケーキは非常においしいので遠慮なくいただく。ケーキは半分ほどをゼミの時間に「おすそわけ」して食べた。ブランデーがしっかり効いていて非常においしく、大好評だった。

だいぶ前にやはり非常勤でドイツ語を教えておられたS先生もドイツ語対応のことでいろいろ話をした。マック・ファンの方が多かったのは、まがりなりにも多言語対応していたのはマックOSだったことと、私もマックを使っていたからいろいろ話しができたからだろう。O先生も最近はWindows2000とMacの両システムで資源の分散に少々悩んでおられるようすであった。大学では私も含めてこのようなマックユーザーが多いように思う。OSやソフトはMSやAppleだけのものではないのだぞ。


2001/01/10(水)

午後から院・適応学。「健康と心理学」のまとめとして「しろうと理論」の話。看護学や医学、心理学との学際的な領域である。この分野の研究は保健行動について実質的な貢献をなし得る可能性があるとの持論をまとめとした。講義のあと学部の定期試験問題の印刷依頼。明日から定期試験期間。

ウエッブサイトで見るG4パワーブックはさえない「銀パソ」みたいにも見える。なんでソニーの後追いなんかするかなあ。しかし、チタンということなので実物はゴージャスなのかもしれない。


2001/01/09(火)授業再開

午前中、院・研究法の最終で二元配置の分散分析のSPSS実習。ノンパラメトリック検定を話す予定にしていたが、講義の中で時々触れることしかできなかった。来週は定期試験。午後から学部・研究法。こちらも二元配置の分散分析。同じくSPSS実習。院と比較すると、こなした演習問題の量はだいたい半分くらい。途中紆余曲折したが、学部の心理統計としてはまあまあの進度を確保できたと思う。学部でもいまの半分くらいの人数でやると院なみの進度をとれるかもしれない。ここはなんとかPSIシステムで改善したいものだ(毎年、「くちさき」介入だなあ)。


 

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