大学往来 

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99/07/04(日)知味斎(中国料理店)

午後からスポーツセンターへ。小一時間軽い運動をする。帰りに柏では有名な中華料理店(知味斎、ちみさい)で夕食。この店はオーナーが、中国野菜などの素材から作りたいということでこの地に開店したものだ。「地方」都市でレストランの経営というのはなかなか難しいものと思うが、かなり本格的なメニューを維持している。昼食のメニューにはめずらしい料理が用意されることがあって平日自宅にいるときには時々食べにいく。このレストランは、予約をすると御祝い用の桃の饅頭、大きな桃のなかに小さい桃の饅頭(20個ていど)のはいったもの、を作ってくれる。これまで結婚式のケーキの代わりに、三度お願いしたことがある。一度は、中国帰国子女の方の結婚式で、これにはとても感激してくれた思い出がある。中華料理は普段の食事から特別な食事まで、おなじ雰囲気のなかで食べられることが「長続き」する理由だろうか。昨日テレビで「臭い」中国料理の番組をやっていた。メニューを見るときに「においは「臭い」が、たべると「良い香りでうまい(香)」材料を使っている料理を見つけて注文してみようと思う。

今日はiMacの感想を。「ホビー」のページ更新。ファイル共有でとまどっている。


99/07/03(土)広報アンケート

広報課から来年度の大学案内用の教員アンケートの督促がきた。「高校生にわかりやすい表現で、必ずマス目の文字数以内で」との依頼だ。研究テーマ、学生時代に熱中したこと、今一番熱中していること、高校生へのメッセージ、という質問に21〜60文字程度でということだ。この手の質問はどうも苦手だなあ。正直に「ベンキョウ」と書いておこうかなあ、でも、あんなものはベンキョウではないと言われるかもしれないなあ((^^)、いま一番熱中していることにWeb日記とも書けないしなあ((~~)。

研究テーマは「選択行動の計量心理学的研究」、学生時代に熱中したことは「散漫な人間でいろいろあって、、、中学生のころは写真にこっていてSFXのママゴトなんか熱中して作ってあそんでいました。大学では実験装置など熱心につくりました」(いろいろって、熱中してないってことじゃないの)、今一番熱中していることは「コンピュータを使った心理学の授業です」、高校生のメッセージは簡単だ。私の反対のアドバイスをすればよいのだ。

なんだか「広報」上マイナスになりそうだなあ。月曜日までにちゃんと提出します。まあともかく最近は大学案内をCD-ROMで配布している大学もあるようだ。また、ほとんどの大学でWebサイトが公開されているのだが、Webサイトをご覧ください、ということではまだまだ済まないのだろう。


99/07/02(金)安物買いの

先日購入したnew PowerBookG3/333のメモリー増設をした。秋葉原で買い物しておいたメモリーを増設したのだが、どうもしっくりおさまらない。一方の固定ピンはカチッとはいるのだが、もう一方がどうもきっちりしない。動作は大丈夫だったが、接触が悪くなったりしないかと気にかかっていた。PowerBookではモバイルしないのでまあいいかとも思っていたが、どうも気になる。それで今日は近くのパソコンショップでメモリーを買い直した。秋葉原バーゲン品の倍近い値段だったが、さすがにこれはカッチリおさまって気分良し。最初に買った店は神○商店といってメモリーが得意な店で、以前に何度か買い物もしていて、こんなことはなかったのだが。高いから安心というわけでもないのだが、安すぎるメモリーには気をつけよう。

あたらしいPowerBookの印象。全体の印象はスマートだ。しかし、細かい点で気になる部分がある。ボディが弱いかもしれない。プラスチックが擦り傷だらけになりそう。充電中はかなりあつくなる。スリープからの目覚めが悪い。日本語キイボードは感心しない。

最初のトラブルは、ファイル共有。2GB以上のボリュームはファイル共有できない、ということを知らずに接続したところフリーズ。結局ハードディスクのパーティションを設定しなおしてOS8.6を再インストールした。あとで添付書類を見たら、一枚の注意書きにそのことが書いてあった。(本屋でいくつかマックのトラブル対処本を立ち読みしたが、古い版のせいか、よく探さなかったせいか、このことが書いてない。ほんとに接続してみたのだろうか、それとも私の設定法になにか問題があるのだろうか。7/4追記)

国際部Gセンセイからメールで、R棟プレゼンテーション教室4室にすべてにパソコン設置が完了したとの連絡。U大Nセンセイより再度夏期集中講義の教科書変更の確認の電話。見学旅行の予定先のUさんよりメールで予定日までに日にちがあるので、いちど下見にどうぞとの招待。


99/07/01(木)ハレの日

午前中知覚心理学。きょうはイメージや幻覚についての研究の紹介。幻覚は薬物との関係の話をしなければならないので興味本位に受け止められると困ったことになる。幻覚やイメージについては「私的事象」の「客観的」研究という舌をかみそうな話をしなければならなかった。

午後から卒論相談。今日は5名。教育実習を終えたTさんが、先生は大変なんだなあということがよオくわかりました、と感想を述べていた。そうだろうそうだろう。最近ゼミの学生で教職を取る学生がいなかったのだが、ことしは一名。教育実習は前後で学生の様子がとても変化して「教育効果」が非常に高い。一般の授業でもハレの日を工夫して設定できればよいのだろうが。

ゼミはテキスト演習と見学合宿の相談を少し。宿泊は八王子の大学セミナー・ハウスを予定。

昼休み国際部のG教授がR棟プレゼン教室にはいったパソコンのテストをされるということなので教室をのぞいてみた。IBMの立派なデスクトップが入っている。MOとZipドライブもついていて、プロジェクターに接続してある。ただ、不特定の方がつかうので、設定の問題が生ずるかもしれない。また、ウイルス対策ソフトもインストールされていないのでこちらの対策も必要。プロジェクターはたぶん800*600までの対応なので外部モニター出力の解像度も確認しておく必要がある。

昼休み教員同士の会話のなかでちょっとひんしゅく発言があった。くわしくはかけないが、その発言に対して、若いながらあざやかに切り返した人がいた。

帰宅すると集合住宅の回覧板が回ってきていた。ケーブルテレビの工事についてのアンケートの結果のお知らせだった。契約希望は15戸で、目標の1/3には達しなかった模様だが、説明不足の点があるとのことで再度説明したいとの内容だった。ちょうど、NTTの分割に関係して夜のニュースでこのケーブルテレビ会社の電話回線サービス(市内電話が格安になる、一部無料)がかなり詳しく報道されていた。このニュースでエイギョウをかけると契約希望がかなり増えそうな印象だった。NTTもはやいとこ市内定額料金制を始めるべきだと思う。


99/06/30(水)「キャンパスはもうインターネット」摂南大学編

雨。早朝、未明、自宅集合住宅は国道6号線に面しているのだが、近くの交差点で追突事故があった。聞き慣れないかなり大きな音で気がついた。

午後から雨もあがり蒸し暑くなる。

日経ネットナビ今月号の(99年8月号)「キャンパスはもうインターネット」は第10回摂南大学編。

今回登場の4名の学生(2年生)はメールアカウントが全員発行されるようになった年に入学した学生らしくいずれもメール環境を「有効」利用している様子だ。就職情報のメーリングリストに加入していたり、試験前に試験対策の情報交換、プライベートな情報交換など日常的に利用しているようだ。一人はケイタイのメールを使っている。

学年別のメールアカウント発行率は、1,2年生は90%(全員にでるのだが辞退する学生がいるのだろうか)、3,4年生では50%程度となり、情報教育の「方針」を反映している。ただし、上級生は就職活動などに必要であろうから個人でプロバイダーに加入している学生も多いものと思われる。

私の年代が大学で電算教育が一般的になった時期にあたる。学生時代に電算環境に触れていないと、会社などでいろいろ苦労もあるようだ。簡単なことなのだが、やはり学生時代にコンピュータリテラシーを身につけておくのがよいようだ。実際、電算教育は目に見えて「教育効果」がある、ある意味で珍しい科目かもしれない。

カリキュラムについては記載がないが、電算教室が5教室あることから1〜2年次にそれぞれ一科目必修という感じだろうか。記事からは、情報処理教育の「展望」をうかがうことはできなかった。学外からのアクセス方式など重要な点にも触れられていない。


99/06/29(火)手の届かない世界

午後から学部と大学院の研究法。大学院の方は単純な例で計算過程を説明したが、一度各自手で追ってみないと理解できないだろうと思う。つづいて特講は行動計量学会誌のQOLの論文へ。授業はあと2回だが論文2つを演習の予定。

あるWeb日記からリンクされたホームページを二つ見る。「大学の授業はなぜわかりにくいか」というメッセージのページとその方の先生と思われる方のページ。これは「現役」学生の諸君には大いに参考になると思うので、http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5611/diary.html#today から こちらへ http://www.is.titech.ac.jp/labs/maselab/fuji/

しかし、私には手の届かない世界との思い。なんだか少々疲れ気味のせいもあるのだろう。「苦しいときにも、desperateになってはいけません。全力をつくすのです。佐久間艇長のように」というコトバも思い出そう。

いくつかのWeb日記で研究室の整理と引っ越しの話。私も学生の頃は趣味のように引っ越しをしたことがあるので、せめて部屋の整理をしようと思うのだが、いらない書類や論文のコピーなどなかなか捨てることができない。でも今回は決心して積み上げられている書類を整理することにしよう。

ゼミ合宿の見学先に予定していた研究所のTさんよりメール。見学受け入れてもらえそうだ。なんと沖縄から。いやいやモバイルしていますなあ。


99/06/28(月)シラバス

午後から実験実習1および2。グループ実験は前期は今日が最終で、先週の実験のインストラクション。来週は集団実習で心理検査の課題が指定されている。

最近では多くの大学で講義内容の説明(シラバス)が用意されるようになってきている。私もこのコトバ自体はしばしば聞くのだが、実際のものはあまり見たことがなかった。大学授業についての「サイバー研究会」にメールしたところ、Webにごろごろあるよ、とのメッセージがあった。Web検索することを怠ったのは、「聞く方が早い」と思ったのだろう。

いくつか検索してみた範囲で、ぜんぜん組織的ではないのだが、非常に詳細な内容が書いてあるモノから比較的簡単な講義紹介のようなモノまでいろいろだ。たぶん今のところWeb公開は「義務」ではなく、教員(教官)個人にまかされているところが多く、公開に積極的な教員のページは非常に詳細にわたる傾向があるのだろう。あるシラバスには講義内容の詳細なノートがダウンロードできるようになっていて、これを「教科書」として使うようになっている例もあった。

講義内容のほかに、詳細なシラバスでは欠席ごとの減点数、小試験の配点、質問への配点などまで明らかにしてあるものもある。出席や「受講態度」はデータとしては把握しておくべきとは思うが「配点」までは決心がつかない。いまのところ欠席はこちらの大学の規定にしたがって講義回数の1/3以上欠席した者は「(定期試験の受験)資格喪失」としている。どの程度の情報を提供すべきかもうすこしシラバスを勉強させてもらおう。


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