見学合宿・2006夏

資生堂ビューティソリューション開発センターの感想(三浦 2006/10/12) 
資生堂ビューティソリューション開発センター
 最近の消費者は商品に対して安全性、安定性のよさは当たり前であり、使用性や有用性の充実を求めている傾向にあるため、企業側はCMなどの宣伝で使用性、有用性に重点を置いているものが多いように思われる。私も、欲しい商品の情報は使用性と有用性を重視している。今回の資生堂ビューティソリューション開発センター見学では化粧品について使用性、有用性への取り組みだけでなく、安全性や安定性の向上に向けての試行錯誤の様子を知ることが出来た。
 化粧品の開発のために1つの建物の中で気候条件を変えたりして安定性の研究や、鍼灸、エステ、フィットネス、サウナなどが肌の与える効果の研究が可能であったことは驚きだった。また、化粧品を開発した後も消費者に知ってもらうためにどのようにアピールをするかについても、億単位の宣伝費を投じることもあるという事実に驚いてしまった。
 資生堂といえば化粧品ブランド価値も高いと思っていたが、ある年代層の人々には、なかなか受け入れてもらえない場合もある、という話を聞いて、ブランドに対して先入観(もしくは固定概念)を持ってしまうと、良いイメージを提供しても払拭することの難しさが印象に残り、先入観や固定概念を変化させるにはどうしたらよいのか考えさせられた。



臨光謝謝