空想科学 

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2001/6/22(金)原型・ADSL

HandEra 330が届いた。パームシリーズはいろいろ出ているが初期のPalm III(WorkPad)は完成度高く、以後のものはバリエーションにすぎない、と感ずる。高解像度化のためにかえって文字が読みにくくなったところが減点。読みやすいフォントがあれば解決するか。

NTTからISDN回線切り替え手続きの電話。工事関係会社?の方はふつうの対応。116の方は公社的対応。どういえばよいのか、慇懃無礼というのかなげやりというのか。オペレーターというのは直接客の顔を見ることがないせいだろうか、とも考えたが窓口でも似たような経験をするなあ。

ともかく電話番号は同じで、回線切り替え日は来週ということに決まった。ソフトバンクの参入で8月からはeAccessも値下げということになることを期待。


2001/6/21(木)色覚理論・まずは当事者へ・HandEra330・ADSL

午前中、知覚心理学。色覚型、混色、色覚理論。色覚理論のところはパソコンで擬似的にでもデモンストレーション・ソフトを用意するべきかと思う。この種のパソコン教材はすでにあるのかもしれない。昼から一つ会議をはさんでゼミと卒論相談。ゼミの前半はルーティンワークで心理測定法についてのテキスト発表。つづいて、今日の話題提供は昨年公開講座で話した「健康と心理学」についての話題を取り上げた。公開講座のときのパワーポイントファイルがあったので、電算教室に移動して、プレゼンテーション形式で。3年生は電算授業がないので、リプレイスされたパソコンを初めてみたという学生もいたようだ。新しいパソコンは液晶ディスプレイのミニタワー型になってスマートになったと好評だった。しかし、先日から悩まされているトラブル(画像配信中の映像消失やフリーズ)が再現。電算フロアーの事務室が近い教室なので応援求めたがやはり再起動。この後はなんとか時間までトラブルなかった。

このトラブルの件で先日クレームすべきなどと書いていたのが電算フロアーのAさんの目にとまることとなり、さっそく経過についてメールをいただく。トラブルは以前から認識していて、すでに業者にクレーム済みで、実際何度かソフトのアップデートもやらせたのだが、改善がみられない。根本的な改良について交渉済みということだった。事情を知らずに書いてしまったのだが、まずは担当部署に問い合わせるべきだったと反省。電算教室関係のトラブルやニュースについては、関係教員にメール配信してもらえるとうれひい。

HandEra330入荷のメール。あしたあたり届くかなあ。eAccessより「NTT適合」とのメール。我が家もブローダー・バンド環境に一歩近づいたのだが、なんでこんなことにいちいち煩わされなければならないのかと思う。NTTというのはまったくいったいなんなんだろう。ソフトバンクのADSL参入のニュースを聞いて、東京メタリックやeAccessとNTTの関係をみているとほんとに実現できるのかなあ、とも感じてしまう。ともあれ、現在のほぼ半額というのはたしかに画期的だ。しかし、ソフトバンク(のような会社)にはもっと革新的な無線インターネット環境を展開してもらいたかったなあ、とも思う。


2001/6/20(水)午前中から会議1,会議2,会議3。懐疑的一日。
2001/6/19(火)機器トラブル続く・質問書方式

午後から学部研究法。電算室K-311に移動したのだが、パスワードを失念するという失態。研究室にもどって確認して戻る。それから、今年度はどうも教室設備機器類のトラブルに悩まされる。今日は、OHCの不調で手元の資料を学生コンソールに「送信」中にハングアップしてしまう。やむおえずホワイトボードで説明した。プリントを配布してあったが、わかりにくい授業になってしまった。今年度のリプレイスでパソコンはよくなったが、「CAI」ソフトのできがどうもいまいち、というか、むしろ「欠陥」に属するのではないかと思う。クレームするべき。

夕刻から院・適応学。今日は聴覚補償の話で「人工内耳装着にともなう知覚・認知心理学的問題および社会学的考察」。つづいて方法論。学部と同様の演習。こちらは人数少ないのでプリントとホワイトボード、OHPで説明しやすい。

「多次元尺度構成法(日記)」で「質問書方式」の質問例と回答例の紹介があった(森博嗣『臨機応答・変問自在』集英社新書、2001、680円)。「質問書方式」というものには個人的には抵抗があった。どことなく消極的な印象があったためだ。授業の醍醐味というのはやはり言葉によって、(私のばあい)「無い知恵を絞って」話をし、勇気をもって質問する、という共同作業的な瞬間にあるように思う(残念ながらこのような機会は少ないのであるが)。でもこの例を読んでいると「厳選」されたものであるからだろうが、質問書方式も面白いものだなあと思い直してもいる。しかしながら、回答者の教養のレベルと瞬発的なウイット能力に依存するので、野暮天には無理かなあと。

iBookは今回はキャンセルすることにした。


2001/6/18(月)デバッグ・iBook

午前中は午後の実験実習のプログラムのインストール作業。すこし時間が空いたので明日の授業の演習問題資料やOHPをつくったり、レポート読み。昼休み、教員談話室でひさしぶりにA教授にあう。時間帯が少しずれると学内にいてもなかなか会う機会がもてないこともある。学内再編のうわさ話など。

新しい実験プログラムはなんとか実行時のエラーはなかった。しかし、データがでてきてから、「論理的なエラー」が発覚するかもしれない。実験実習のプログラムなので、それほど複雑なものではないのだが、Delphiで書くようになってからプログラム修正が(比較的)容易になったように感ずる。

新しいiBookを注文していたのだが、CD-R/RW版は(大幅?)納期遅れの見込みとのメールが来た。現状でとりあえずは用は足りているので、新製品は新しいうちに「勢い」で乗り換えないと、現状のままでもよいかなあ、などと感じ始める。こりゃ今回は一回見送ることにするかなあ。


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